漫ろ野さん
のうた一覧
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癇癪を起こしてにじむ室内で惨めさばかりが重くて俯く
平成二十四年六月二十七日
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朝露に濡れて背のばす青蕾 ほころぶ色彩ただ熱を帯び
平成二十四年十一月十三日
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コンクリートの冷たさはきっと石の頃から染みいった冬の木枯らし
平成二十四年十一月十三日
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手を伸ばすそう手を伸ばす 誰だってそう そう誰だって
平成二十四年十一月十三日
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なんにもを望まないのは滑稽だ 欲で眠り欲が起きる
平成二十四年十一月十九日
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ぷうかり、と中途に浮かぶ風船に手を差し伸べればだらりと落ちた
平成二十四年十一月十九日
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本当に春が来たの、と首かしげ かわいらしさで問うチューリップの花
平成二十五年四月十七日
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すり減らす靴の踵は残らない 道は己の内に渦巻く
平成二十五年四月二十五日
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箱に猫詰めて語る哲学をただ模倣して生きる私達
平成二十六年一月五日
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毎日が毎日が毎日が毎日が 縄の輪が横たわる
平成二十六年五月十六日
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手を伸ばさないと決めたのに あの人の星の瞳が私を呼ぶの
平成二十七年一月二十三日
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一筋に夕陽へ縋る白色は彗星のような人工の雲
平成二十七年二月十日
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昼飯を食いっぱぐれて鳴く腹よ 私もがんばる お前もがんばれ
平成二十七年三月二十九日
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白い丸テーブルに赤い椅子四つ 陽光差す窓に額縁をみる
平成二十七年四月十六日
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傘をさし避けているのは人の顔ばかり 焼ける足首の骨
平成二十四年六月八日
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諦めて俯いた途端 足元に有限の線が引かれるのを見
平成二十四年六月十日
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宙ぶらり ゆらゆら首の紐締まる わずかな隙間がなんになるのか
平成二十四年六月十日
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眼を覆う あたたかな手も一瞬の残像なのだと怖く思えば
平成二十四年十一月十九日
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身の残る魚の骨はあばら骨 食い散らかされる私の胸部
平成二十五年四月二十五日
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坦々と絶えぬ連鎖は流行り病 感染と呼ぶ関心は消え
平成二十六年一月五日
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2006年作成 いじめ自殺報道...
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