浅川圭さん
のうた一覧
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心にも無い軽口は避雷針 恋の遠雷落ちないように
平成二十四年六月二十三日
4
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あなたへと手を伸ばせない夜にだけ偏頭痛に救われている
平成二十四年六月二十三日
1
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屋上へ星を眺めに行きましょう「立ち入り禁止」踏み付けふたり
平成二十四年六月二十二日
7
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あなたにはきっとドレスが似合うからただ言祝ぎの矢を贈ります
平成二十四年六月七日
2
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「いつ、どこでおかしくなってしまったの?」多分僕らが出会った日から
平成二十四年六月七日
2
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望めども駆け出せぬその幼さで手を伸べた空 その先の、空
平成二十四年六月七日
2
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降りまさる モノクロームの夕立に打たれ許しを乞うたつもりか
平成二十四年六月六日
3
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聞かせてよ 恋が生まれたあの夏の墓標みたいな歌を歌って
平成二十四年六月六日
2
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夜もすがら書き尽くせない恋文の消えて溢るる我が思い哉
平成二十四年六月五日
2
携帯でラブレターではないのですが...
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然ればとてげに青白き夏空の涯無かりせば如何にやすべき
平成二十四年六月五日
2
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散りぬれど巡りて咲かむ花にこそ我が老いらくの戀は重ねめ
平成二十四年六月三日
2
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深々と降り積もる粉雪、朱い街灯 君の心臓の音
平成二十四年六月三日
1
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君の気を引くためだけに呟いた言葉をそっと削除する朝
平成二十四年五月二十八日
11
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何処までも行けるだろうと思ってた 行く理由はまだ見つからない
平成二十四年五月二十六日
4
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満開の桜、吹雪の卒業式君にしばらく、いや、もう会えない
平成二十四年五月二十六日
2
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風渡り、楓の梢見上げれば緑の光降り注ぎ、夏
平成二十四年五月二十五日
3
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君だけの白い衣裳が目に痛い僕ら揃いの黒いネクタイ
平成二十四年五月二十四日
1
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青い闇 水の如くに部屋に満ち窒息しそうな夜明け前です
平成二十四年五月二十四日
2
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「何もしてあげられないの」と泣く君と同じ台詞で俺も泣きたい
平成二十四年五月二十四日
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喉元に出かけた言葉無理やりに飲み込む せめて吹け、春疾風
平成二十四年五月二十四日
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