更紗さん
のうた一覧
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水無月の雨は心にやさしくて涙のように全てを流す
平成二十四年六月一日
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思い出は虹に輝くシャボン玉 風の向こうではじけて消える
平成二十四年六月二日
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二人して海を見ていた 最後の日 言葉はなくて波の音だけ
平成二十四年六月二日
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強さとは自分の弱さを知ることと教えてくれたあなたとの日々
平成二十四年六月三日
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この傷がいつか誰かを癒すならわたしの痛みもまた癒される
平成二十四年六月四日
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こうやってまた一日が過ぎていく明日もきっとなるようになる
平成二十四年六月五日
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過ぎてから幸せだったと思うより今この瞬間幸せでいたい
平成二十四年六月十日
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ひとしきり騒いだ後の空虚さよ 人は淋しい生き物なんだね
平成二十四年六月十二日
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こぼれるなわたしの涙 あと少し 笑顔で背中を向けてしまうまで
平成二十四年六月十六日
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叶うなら最後の女性になりたかった ひとつの願いも許されぬ恋
平成二十四年六月二十日
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泣き、笑い、飾ることのない君が好き 恋心など超えた今でも
平成二十四年六月二十日
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時々は君の方からメールして わたしが天使でいられるように
平成二十四年六月二十一日
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青春の日々を過ごした友と会う 思い出の歌が同じ嬉しさ
平成二十四年六月二十三日
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この雨があなたの涙だったならどんなにやさしくなれただろうか
平成二十四年六月二十四日
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幸せになってと口で言いながらあなたが笑っているのが辛い
平成二十四年六月二十五日
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雨上がりの澄んだ大気と同じよう 涙のあとの静かな「時」は
平成二十四年六月二十九日
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今君に触れられたならはらはらと散ってしまいそうなくちなしの花
平成二十四年六月三十日
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今だけはわたし一人の君でいて夜が明ければ友達の二人
平成二十四年七月三日
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くちなしの甘い香りは誰のため 雨に打たれてなお匂いたつ
平成二十四年七月十一日
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人生の先輩たちとの語らいは宝石箱を覗く楽しさ
平成二十四年七月二十一日
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