あまおうさん
のうた一覧
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足首の尖ったきみに重心を持っていかれて揺らぐバランス
平成二十四年五月二十日
7
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霧雨に似たきみの香は肌に沁み躰を侵す毒薬のよう
平成二十四年五月二十日
8
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タイプです黄色い線の内側にお入り下さい惚れますよ
平成二十四年五月二十日
9
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夏休み去年のきみの思い出はじゃーんとか言って水着を見せた
平成二十四年五月十九日
9
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パラソルをパッと開いて夕立で折れた勇気に弾みをつける
平成二十四年五月十九日
10
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天と地の狭間に惑う夜道では見知らぬ虫が正気にもどす
平成二十四年五月十八日
9
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夕焼けを少し過ぎたる天空にこぼれ落ちそな宵の明星
平成二十四年五月十八日
10
今夜は星が妙に明るい。
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龍の子が雲のプールで遊んでは勢い余って空から落ちた
平成二十四年五月十七日
8
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膝枕命預けた意志表示全面的にこうふくしてる
平成二十四年五月十七日
8
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お帰りとヒールがぽつり正座して今度の恋は失敗しない
平成二十四年五月十六日
8
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幸せの色が違っただけなんだ僕はゼブラできみは豹柄
平成二十四年五月十六日
6
色じゃなくて柄か…
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艶やかなるトマトの腰の張り具合独り者には妙薬のよう
平成二十四年五月十六日
6
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優しさを吸い尽くしたか鬼夜叉は彼女に戻り涼しげに笑む
平成二十四年五月十五日
10
怒ると怖い…
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あの空が降つて來たので思ひ切り吸ひ込んでみた五月晴れ
平成二十四年五月十五日
9
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捨てきれぬ二人暮らした思い出は分別するに時間がかかる
平成二十四年五月十五日
9
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階段で転がり落ちてすね打ちて声が出ぬ程君が大好き
平成二十四年五月十五日
9
君はどの位好き?
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ひとりでも味噌汁だって作れるさ寂しいけれどしょっぱくはない
平成二十四年五月十四日
11
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朝夕はまだ少しだけ寒いからきみのメールで暖まりたい
平成二十四年五月十四日
10
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あんなにもすべてをくれたあなたから優しさまでも奪ひ取りけり
平成二十四年五月十四日
10
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週末に喧嘩をしてもさよならはまたねと云はれおうと答へる
平成二十四年五月十四日
6
こわれないもの…
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