うめこさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 旱天の底白々と時の消え夕の花火の香ぞ降る気する 平成二十五年八月二十日 1 もっと見る
- 気ぜわしく過ぎて気付けば葉桜の透き加減より招く青空 平成二十五年四月二日 8 もっと見る
- 画材屋に少し道具の買い出しに呟きて書く四月一日 平成二十五年四月二日 1 もっと見る
- 寒暖のおしくら返し行く日々のころげまろびつ落つ先に春 平成二十五年三月十三日 3 もっと見る
- 待つ人も無く待つ振りの中空の白々冴ゆる夜半の月かな 平成二十四年十月二十一日 4 もっと見る
- 君が背に宿る日溜まり額預け吸い込む匂いの夢を見しかな 平成二十四年十月二十一日 2 もっと見る
- 花火追ひ行く宵闇のとどろけば明日も雲沸き蒼天に映ゆ 平成二十四年八月四日 2 淀川の花火大会 もっと見る
- 白金の熱さ満つ空たたら火の神坐すかと眇みつつ見ゆ 平成二十四年七月二十八日 6 もっと見る
- 炎昼の日のぎらぎらと影を消し風も死すべし融鉄の刻 平成二十四年七月二十八日 6 もっと見る
- 何一つ思い任せず暮れる日の麦茶は温みうすまりてあり 平成二十四年七月二十七日 10 もっと見る
- 角々に祭りの列の往く頃や騒ぐ昔の影追いて行く 平成二十四年七月二十七日 2 もっと見る
- 夏の日は悋気のキスの痕のごと首筋灼いてふいに暮れ行く 平成二十四年七月二十六日 3 もっと見る
- 中天の日の灼き尽くしじりじりと時は止まりて長き午後かな 平成二十四年七月二十六日 4 もっと見る
- スカートの更紗の色や梅雨寒を蹴散らして行くくるぶしの白 平成二十四年七月一日 7 もっと見る
- 夕風の蒸したる雨の香を含み時急く野分の夜となるかな 平成二十四年六月六日 5 もっと見る
- 機械仕掛けの世界でたった一つだけ嵌まれぬ歯車のような気がして 平成二十四年六月六日 1 もっと見る
- またいつか人を恋うやと問う胸にたゆたう夜明けの残月の色 平成二十四年五月二十九日 5 もっと見る
- 吾ひとり泣きて焦がして打つ胸の鋼となりて思い断つとは 平成二十四年五月二十九日 1 もっと見る
- 男とは去らず選ばずずるきさえ愛しきは何故吐く息の熱 平成二十四年五月二十九日 0 もっと見る
- 空鳴りて一千の槍降るごとく土洗いたる風の夕暮れ 平成二十四年五月二十九日 5 もっと見る
