五穀米さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 生きること放棄をしたる我が母の生活すべてが人ごととなる 平成二十六年五月十五日 8 もっと見る
- 生涯を父に庇われ生きて来し母は社会と和するを知らず 平成二十六年五月十四日 7 もっと見る
- 己が老い認められずに一日中体が悪いと横になる母 平成二十六年五月十四日 4 もっと見る
- よりどころ誰を想定しておるか神を信じぬ母の不可解 平成二十六年五月十四日 2 もっと見る
- 深刻な場面で悪ふざけをしたる母に痴呆は身近となりて 平成二十六年五月十四日 3 もっと見る
- 神さまは母の背骨を曲げさらに心までをも曲げてしまいぬ 平成二十六年五月十四日 5 もっと見る
- 薄衣のラメ入りカットソーの上にジャケット羽織り季は繊細 平成二十六年五月十三日 3 もっと見る
- 虹ひとつ頭上に見つけ追うことも手を伸ばすこともせで仰ぐのみ 平成二十六年五月十三日 5 もっと見る
- 強き父しかし腑抜けになることもありて我が家の逆賊おとうと 平成二十六年五月十三日 2 もっと見る
- 老人として生きることの尊さを我が両親に教えたき日々 平成二十六年五月十三日 3 もっと見る
- 鯵フライ大皿三枚用意して揚げてみるのも愉しからんに 平成二十六年五月十三日 2 もっと見る
- 新緑の圧力受ける我が体の表面に浮く真実真実 平成二十六年五月十一日 1 もっと見る
- 血の流れ感じる朝は為すことも軽く終わりて箒など持つ 平成二十六年五月十一日 0 もっと見る
- 憎しみが輪郭持ちてくる頃は暮らしが思うまま過ぎる頃 平成二十六年五月十一日 0 もっと見る
- 一本とまた一本と書き上げるささやかな詩句心映して 平成二十六年五月十一日 3 もっと見る
- 口紅の本数増えてゆく日々に気分次第と鏡覗きぬ 平成二十六年五月十一日 1 もっと見る
- 豚一匹描くのだとてキャンバスを水色に塗る豚は黒豚 平成二十六年五月十日 0 もっと見る
- ああ五月立夏も既に過ぎたればもう何度でも起これ禍事 平成二十六年五月十日 2 もっと見る
- 一人とは不特定への喜捨なりき袖掏り合って人も育てて 平成二十六年五月十日 3 もっと見る
- 鉢植えをまた注文してこの五月小さき緑増えてゆくらん 平成二十六年五月十日 6 もっと見る
