五穀米さん
のうた一覧
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挨拶に余寒と記し投函は止めて早春待つこととする
平成二十五年二月二十二日
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去ねなどと言わずもひとは居なくなり思い出すらも残さぬ庭に
平成二十五年二月二十七日
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なにをしにきたのですかと問われ居てこんな慈悲無き言葉も知らぬ
平成二十五年三月三日
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未だ暗きうちに目覚める無念さよ寝ても寂しく起きても辛し
平成二十五年三月十九日
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天候は崩れて復活徹夜祭夜に光れる小さきこころ
平成二十五年三月三十日
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天上の天使その数一億と教えし司祭の小さき亡骸
平成二十五年四月二日
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なにもかも話してしまう癖ありて脳内筒抜けと言える病気
平成二十五年四月十三日
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裏返しひっくり返ししてもなお神の愛せしわたしであれば
平成二十五年四月二十日
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もう会わぬ黒鳥が白き群れの中放たれ行き場失うごとし
平成二十五年四月二十八日
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想い出の中の一瞬たずさえて海辺の町のガーベラの赤
平成二十五年五月六日
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パワハラの上司はわたしを貶めてそれはまとえる若き性故
平成二十五年五月二十日
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滞る日常雑事ひとつづつ済ませるたびに雑念も消ゆ
平成二十五年五月二十二日
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大根の甘きに安らぐ午後零時和風ポトフの味はコンソメ
平成二十五年五月二十五日
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街中に暮らせば見える鳥虫の生き死に隣家に子の生まれしも
平成二十五年五月二十八日
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北斎の湯屋で憩える老女の絵寿ぐべかり母を重ねて
平成二十五年六月二十九日
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地平線見しはメキシコバスの道サボテン畑の只中の道
平成二十五年七月十八日
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どの家を訪うても砂糖でまろやかな麦茶の出でて夏の思い出
平成二十五年七月三十一日
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沸騰の七分じっと見守りて麦茶を濃ゆく煮だしておりぬ
平成二十五年七月三十一日
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子守唄歌えその詩に一滴の寓意もなしと知らぬふりして
平成二十五年八月十一日
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このところ顔を歪めて我が内に切りて潰して死なぬ腫れ物
平成二十五年八月三十日
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