裕二さん
のうた一覧
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ToDoにないことしましょそうしましょ うさぎもうたうひだまりだもの
平成二十七年六月二十三日
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「終わったの」線香花火ひとつぶん彼女は涙をこぼしてをれり
平成二十七年六月二十三日
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お出口はあちらですってアナウンス 流れるながれる孤独の群れが
平成二十七年七月一日
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七月の長雨みつつ思うのはあなたがきらいだったことなど
平成二十七年七月二日
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毎年思い出す。
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みやびなるいのちのうらにひとすぢのなみだはありや清少納言
平成二十七年七月六日
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「良い人」でいたがるひとよ 残念な接頭辞が付くおそれを知ってる?
平成二十七年七月八日
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「都合の」。
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女ならば おんなだから共にいられるの「男だったら」に蓋をして
平成二十七年九月八日
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不毛なIF
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一週間が過ぎました もうわたしからは繋がらぬと決めてより
平成二十七年九月八日
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心配と迷惑の境に立っていて 確定させる一歩を、今
平成二十七年九月八日
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あなたはどう思ったのでしょう
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行ってきますと言い出た部屋にただいまをいえる日は来ず十年が過ぐ
平成二十七年九月十一日
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二度と帰れなくなった部屋
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沈痛の父と探した母の写真 すべて燃やされていたと知った日
平成二十七年九月十一日
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きみの手を握ってえいやと飛び込めばほらまた世界がキラキラひかる
平成二十七年九月十二日
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たべるいきるころすは皆セットでしょ血まみれの手を認めるしかない
平成二十七年十月二十七日
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別にきみのことは要らない。君の愛が欲しかっただけ、ほしかっただけ。
平成二十八年九月十日
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人ひとり消えたことよりその次の発車時間が気になって、九時
平成二十八年十二月十六日
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赤がおそうたびにくるしい最初から次のいのちのためのこの命
平成二十四年四月二十七日
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卵子は二次性徴期に作られるように...
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掴まんと伸ばしし手にも意味は無し頼むものなきこひぢを行かば
平成二十四年四月二十九日
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こひぢ=泥(ぬかるみ道)、恋路(...
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桜桃の双子引き裂き丸飲みするようにあなたの言葉信じる
平成二十四年四月二十九日
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会いたくて君のお骨に火をともすマッチ売りの少女みたいに
平成二十四年五月二日
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「だいじょうぶ。」思い込めたらこんなにも苦しくないとおもう午前二時
平成二十四年五月二日
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