葡萄さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 住吉の卯の日の花は木綿白にまつ風さそふ四手の田長を 平成二十四年五月七日 6 住吉大社では、卯月はじめの卯日に... もっと見る
- よる鳥のひと息つける心の音 ひとつのごと添ひ眠るひと夢 平成二十四年五月四日 8 寄り添った鳥の呼吸や心音は安らぎ... もっと見る
- 御津羽敷く白詰草の蜜蜂は白露汲みて神酒をや醸さむ 平成二十四年五月二日 5 花の露で長寿を願った、というお話... もっと見る
- おのころの飼飯のなぎさの跡みれば松の千尋になづむ白波 平成二十四年五月二日 4 白波は訪れた足跡を無情に消すので... もっと見る
- 常葉なる幽宮の春になほ若葉めづらし連理の大楠 平成二十四年五月二日 3 樹齢900年の夫婦大楠に瑞々しい... もっと見る
- 虚空に誓ひし枝を誰が折りぬ 性なき心よ徴なき身よ 平成二十四年四月三十日 7 アカシアは十戒を納めた聖櫃の材... もっと見る
- 殺人は心理的儀式、と短剣を戯れつ頸に置く目の清けさ 平成二十四年四月三十日 3 アサメィ（Athame）＝西洋の... もっと見る
- 丑みつの潮の瀬により影かくす此の夜は深し あまりに深し 平成二十四年四月二十七日 6 もっと見る
- ぬば玉の闇に犇めく残像の這い出づ沼に胎児は眠りつ 平成二十四年四月二十六日 6 もっと見る
- 奴は消ぬと雁の甲斐なき古き名の過ぎ去りゆくを笑みては長雨 平成二十四年四月二十五日 4 もっと見る
- ふる里の名にこそ生ひね忘れ草わが身も果ては野山となりなむ 平成二十四年四月二十五日 7 もっと見る
- 天つ空よび鳴きわたる古声をいかで見ゆらむ旧の身ならねば 平成二十四年四月二十四日 4 もっと見る
- 渡良瀬の水面に映ゆる松の影 川よ流すな我が背見るまで 平成二十四年四月二十三日 4 光源氏様にいただいた「松が根の…... もっと見る
- 待ち人は松も常磐の彼の岸に立ちて久しく渡らぬ夢見 平成二十四年四月二十二日 5 もっと見る
- 花飾る蒼き頬の散らぬまに切りて繋がむ君の御霊を 平成二十四年四月二十二日 4 もっと見る
- 歳星のひととせ斎ふ金牛を今来し朔の月や屠らむ 平成二十四年四月二十二日 6 歳星こと恩寵の木星は一年にひとつ... もっと見る
- 古の樹の神 死して春生きる儀あらば花に贄の血染めも 平成二十四年四月二十二日 2 もっと見る
- 梓弓引きし事典に朧なる古き祭りや春霞に去ぬ 平成二十四年四月二十二日 3 もっと見る
- 月映ゆる君が水影憧れど 現身なくば現夜の月 平成二十四年四月十八日 4 もっと見る
- 夜に紛れ風の伝ふる香あれど 月咎めんや禁色の花 平成二十四年四月十八日 8 もっと見る
