もぢずりさん
のうた一覧
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十一年経ちても重さ新しきいまさらのごと葬送の曲
平成二十五年十一月二十四日
1
誰にも言わない、言えない 抱え...
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命日のメール送るよ新月ね日と地の間そこらでいいの
平成二十五年十一月二十四日
1
心と心があんなに寄り添っていたの...
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風立ちて秋思の日々を流さるる我に合図を感じさせてよ
平成二十五年十一月二十四日
1
できれば逃げたい、この時期から ...
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葉月尽前哨戦と覚悟して罪と悔もて偲ぶ勤めの
平成二十五年十一月二十四日
1
恐ろしい時が近づく 暑く息苦し...
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若者は己が道行く途中にて妻と手つなぎ訪ひくれぬ
平成二十五年十一月二十日
1
母のすべての謝罪を受け入れてほし...
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羊飼いの探す一匹知らしめよ何処の野辺に泣きてぞをらむ
平成二十五年十一月二十日
2
君の繊細さ、よくわかっていたよ。...
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学者とし汝が学友は此の街に赴任せしとぞ秘かに祝ふ
平成二十五年十一月二十日
2
共に同じテーマを扱ってきたという...
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冴え冴えと汝が若年にして行きし路清き最期へ振り返るなく
平成二十五年十一月二十日
1
老いながらえている。 きっと生...
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手のひらを立てて左右に振りながら出逢ひたる角永久に去る駅
平成二十五年十一月二十日
1
2006年を思い出す
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歌詠みて仰ぐ月影山の端へ別れて遠きいづこ送らむ
平成二十五年十一月十二日
1
静かなる月の運行 美しい山の端
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青鷺の棲む古き沼われは知る赤き眼をして蔭より翔ぶを
平成二十五年十一月十二日
3
何を思って一羽、池に佇んでいたの...
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望月に差す青き影雨雲の彼方見えねど忘れやはする
平成二十五年十一月十二日
1
心のみ溢れて意味は不明
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夕顔の面差し浮かぶ水無月のけふの意味するシンクロニシティ
平成二十五年十一月十二日
2
雀が鳴く、ものがコツンと落ちる、...
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惜春と言葉浮かびてよみがえる汝が終の日よ忘れ雪散る
平成二十五年十一月十二日
1
惜しむ、惜しむ
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花びらはもう旅立つかかたみにぞ会ふらむ縁あらば会ふらむ
平成二十五年十一月六日
2
桜のはなびらがもう散っていく。 ...
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この世をば詠むことごとく挽歌とし供ふる心なると気づきぬ
平成二十五年十一月六日
1
直接の挽歌を詠まなくなっていった...
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カフカ書く犬のごとき死待つのみの生きとし生ける涙あへなし
平成二十五年十一月六日
1
誰もが待つ最後のとき そのあり...
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ぽろぽろと歌は零れ来死に近き弟もあり子へも参れず
平成二十五年十一月六日
1
この頃、弟の膵臓がんがみつかった...
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わが自由など求めんや死にし子は自由が丘に夢を追ふらむ
平成二十五年十一月六日
2
自由が丘に絶命す
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子らはみな母の誇れる一等賞二人残りて愛の余れる
平成二十五年十一月四日
3
本当に、まだ子供たちがいることが...
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