もぢずりさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 吾子よもうしかとわかりぬこの事実背負ひて生くる永久なる定め 平成二十四年四月四日 1 もっと見る
- 失きことをいかに耐へえむ息切るるわが涙こそ笑止千万 平成二十四年四月四日 1 もっと見る
- 吾を愛でし父よ祖父母よ吾子来ればとりなし給へ たれにとは知らず 平成二十四年四月三日 1 もっと見る
- ことごとに汝れに言ひたし伝へむとメール思ひて気づく一瞬 平成二十四年四月三日 1 もっと見る
- 苦を去りし吾子なるになほ辛からむ寒からむかと無用の母の 平成二十四年四月三日 5 もっと見る
- つまりこれ「いつかみな死す」涙より甦りたり夕の米研ぐ 平成二十四年四月三日 3 もっと見る
- 三月して吾子を見つけぬ夢に抱き「母はここなり安心せよ」と 平成二十四年四月三日 1 もっと見る
- 冬の陽の色麗しきそんな朝青ひとつぶに汝が充つるがに 平成二十四年四月二日 1 もっと見る
- 共にありしこの年の往き くりかへす吾子無き月日なほ茫々と 平成二十四年四月二日 3 もっと見る
- クリスマス桜太陽誕生日楽しかるべき日の来るを泣く 平成二十四年四月二日 2 もっと見る
- 喪の葉書四十九日忌 日に幾度「うそよねこんな」言ひて首振る 平成二十四年四月二日 1 もっと見る
- 父ら集ひ魂を送る日骨ひとつ無きわが前のつたなき挽歌 平成二十四年四月二日 6 もっと見る
- ただ黙し子は耐へたらむ八歳の悪夢の現実枕ぞ知るや 平成二十四年四月一日 3 もっと見る
- かく責むる二重の罪よ吠えて哭くわれまた吾子を放擲せしを 平成二十四年四月一日 3 もっと見る
- おのが子を放さむなどと思ふなくかの日愚なりし呪ひたきほど 平成二十四年四月一日 2 もっと見る
- 数へらるる程の思ひ出アルバムの増ゆることなき二十七年 平成二十四年四月一日 3 もっと見る
- 忽然と出現したる卒然と消滅したる眉の涼しさ 平成二十四年四月一日 2 もっと見る
- 驕りあり恥ぢの半生五十路よりジャズなど好む汝が終の日々 平成二十四年三月三十日 2 もっと見る
- 無慈悲なる母にありしか地の果てへ暗黒をわが転（まろ）びゆくのみ 平成二十四年三月三十日 1 もっと見る
- 六年の集合写真同じシャツ美意識秘めて清貧を生く 平成二十四年三月三十日 1 もっと見る
