もぢずりさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- パソコンにアウフヴィーダーゼンの文字あるまじき刻を生き延びし我 平成二十四年六月二十七日 3 ちょうど一日前にはすでに着信して... もっと見る
- 狭庭にもニワゼキショウ群れ薄青し墓地に風あり揺れ咲きいたり 平成二十四年六月二十一日 4 地上十センチほどの高さで揺れてい... もっと見る
- 生の枠彼岸へ越えむと決めしとき真白き自由響きたるらむ 平成二十四年六月二十一日 1 何か悟りのようなものを得ていたの... もっと見る
- 声を聞く春も見ずやとわが問ふに春と化したりそのものなりと 平成二十四年六月二十一日 2 こんな答えを聞いたような気がした もっと見る
- 情熱く繊細にしてタフ白椿散り敷きてなほ姿とどむる 平成二十四年六月二十一日 1 君のタフさをどこか信じていた、と... もっと見る
- 我が恋のまた始まれば夜は嵐幼な椿の白き落花よ 平成二十四年六月二十一日 7 アリ地獄に堕ちたのだ もっと見る
- 命断てば予断ならざるおぼろかな死者永久に生く死の世開きて 平成二十四年六月十七日 2 そこは無だと考えたのだろうか ... もっと見る
- 物質のこの世を去りて逝く極限汝が選択の道いづこへぞ 平成二十四年六月十七日 1 どんなところに行く道だったのか ... もっと見る
- 溢れ来る胸元までの悲しみは吐息となれど吐けど尽くせぬ 平成二十四年六月十七日 2 いくたび名を呼べば足りる心ぞ 息... もっと見る
- とぼとぼとひとり歩けば滲みくる想念思い出倒れ朽ちたし 平成二十四年六月十七日 1 日常をこなしていたのは、他の子た... もっと見る
- 四肢凍りおどろおどろに臓腑もだゆ汝が悲の床もかく湿りしか 平成二十四年六月十七日 1 闇の知らせが来た夜、耐えられずに... もっと見る
- 七夕の仮の願ひの短冊の幼き文字は心偽ると 平成二十四年六月十三日 0 仮の願いは自転車、お母さんに会い... もっと見る
- 「お母さんと今度は一緒にいきたい」と訴へ寄越せし母の日のカード 平成二十四年六月十三日 2 泣き崩れる もっと見る
- 騙してもごまかされてもならじとぞ黒き扉閉じぬ見詰められをり 平成二十四年六月十三日 1 自分に騙されるな、自分をごまかす... もっと見る
- けふなどか眼差し黒く輝きぬあくまで白き頬かしげたる 平成二十四年六月十三日 1 黒い厨子の中の写真を見詰める もっと見る
- 辛うじて隠せし嗚咽のきっかけの小さきフレーズ取り戻せぬけふ 平成二十四年六月十三日 3 いたるところにきっかけは待ち伏せ... もっと見る
- 生れ出づる関門過ぐるを共に耐ふ三十年前冬の嵐夜 平成二十四年六月五日 5 君はよく生きた、そう言うしか無い もっと見る
- 感動告ぐる未来あるかのメール来て安堵しをりぬただ二十日余を 平成二十四年六月五日 1 その鞄、これからも役に立ちますと... もっと見る
- 心揺れことばとなりて伝へらるそのかがよへる命たふとし 平成二十四年六月五日 1 あの鞄はだれかがもらったという、... もっと見る
- かなし子が「感動するほど美し」となほ喜びしみずみずしさよ 平成二十四年六月五日 2 かくも生き生きと鼓動する心なりし... もっと見る
