もぢずりさん
のうた一覧
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汝が写真後ろにあるを見むとして鏡に写し今朝を合図す
平成二十五年八月十六日
2
しようもないことをしている毎朝だ...
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「汝を祀るサイトを見し」と「汝が魂の訪れいる」と言ひくれし人
平成二十五年八月十六日
1
ひっそりと祀るサイトに訪問者あり...
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一言も忘れまじとふ瞳して聞きくれし吾子この卓の横
平成二十五年八月十日
1
信じ切ってはいたけれど、どうして...
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駆け上がる駅の階段ワサワサと光りの中へ消え逝きし影
平成二十五年八月十日
1
最後に見た姿。急いで走り去った。...
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理由無き夜の不安を凌ぎえて朝には呻く悔ひの数多に
平成二十五年八月十日
1
諦め、慣れてきたとはいえ、修正の...
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亡き父の生日に子の逝きしこと偶然にあれ大切に思ふ
平成二十五年八月十日
2
二人は性質が似ていたこともあって...
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ぽつぽつと五月雨よりもなほ僅か得し拍手なりおろそかならず
平成二十五年八月九日
4
喜んで読んでもらえるような歌では...
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すずかけの朽葉の道を面差しの似たる人往く夢にも見ぬに
平成二十五年八月七日
12
不憫なる子は夢にもあらわれない
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想像の土を撫で上げ子らの面残しおきたし知らず涙す
平成二十五年八月七日
3
3次元の顔を残す方法は、と考えた...
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ふたつなき儚き色よ頂きし柿と楓の葉墓参のみやげ
平成二十五年八月七日
3
毎年、なにかしら頂いて帰る
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汝が墓は庭石菖に囲まれて揺るる青色日差し淡きに
平成二十五年八月七日
3
薄青や薄紫の15センチほどの草丈...
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合はす掌はひとつの世界「大丈夫?」とか「あのね」とか長き祈りの
平成二十五年八月七日
2
何をか言わん。この二語に尽きる
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名をば呼ぶ心傾け空しき名空しけれどもわが恃む綱
平成二十五年八月四日
1
面影だけではなく、やはり名前を呼...
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去年の旅子と巡りしか外輪山日暮れは去るらむ空港に降る
平成二十五年八月四日
1
前年にも次男と墓参。幸いにもまた...
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モダンなる巨人の風車一機のみが風をとらへて大車輪見す
平成二十五年八月四日
1
山稜に並ぶ白い風車たち。兄とは似...
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一の子の休らふところ仏寝るカルデラ上空五色の畑地
平成二十五年八月四日
1
九州に飛ぶ。秋色の阿蘇山、近づい...
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香に充つるこの清明の秋日の置き去られたる今年は半月
平成二十五年八月四日
1
月を仰いで、言葉にし難い感慨のみ
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わが内に今浮かぶことあの日々に汝が思ひたるそのことならむ
平成二十五年七月三十日
1
奇妙に確信した瞬間だった 歌と...
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かの夏に汝が見上げしとふ向日葵の育つを見れば悲しかりけり
平成二十五年七月三十日
2
20年近く前に、君が庭に見た向日...
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子は母を選び生まると人の言ふ我に欠けたる一途とふ芯
平成二十五年七月三十日
1
まさか、そんなことあるまい。 ...
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