もぢずりさん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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命運は露草に似て目覚ましき心はひまはり夕顔の面
平成二十四年十二月二十七日
0
君を表す花たち、供花として
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つまづきの石混迷の渕さらさらと流されてかつ笑ひ飛ばすよ
平成二十四年十二月二十七日
0
だれのつまづきの石? だれが笑...
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つくづくと考え込んで思ひ出のひとつひとつと向き合はされて
平成二十四年十二月二十七日
3
甲斐無くも、時に新しい発見もある
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かるがると夢に別れて笑みて往く今生の負い目たつぷり背負えば
平成二十四年十二月二十七日
4
子ども時代からの夢を追っているよ...
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見るたびにやめてお願いと叫んでるやめてやめてよ生きて生きてよ
平成二十四年十二月十九日
1
もし生きていても幸せだったとは限...
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文月くる葉月長月神無月ひたひたぽとり今年の涙
平成二十四年十二月十九日
3
一年は神無月に終り、神無月に始ま...
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風清きさみどり頃の闇の夜をいくつ経つらむ母無き子らは
平成二十四年十二月十九日
2
それにつけても どの子にたいし...
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彰義隊の果てし函館たくぼくの短き幸か誘はれしは
平成二十四年十二月十九日
0
何故に函館? 3戊辰の役に果てた...
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たくぼくの懐かしき街函館に夢を埋づめし矢ぐるまの花
平成二十四年十二月十九日
2
何故に函館? 1未来大学がある ...
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汝が形失はれたる汝が想ひありてありたる惜しも懐かしも
平成二十四年十二月十五日
0
そもそも形無き想念に思いを馳せる...
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有限なるヒトの形をとりながら抱く想ひの哀れ果て無き
平成二十四年十二月十五日
4
そんな風に、君の心も思いに思った...
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わが心たれを悲しむみな人の無限の想ひ思はるるとき
平成二十四年十二月十五日
0
おのずと引き入れられていく世界の...
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文字なれどそこに在るはずみたま児よ泣きては笑ふ母を識るはず
平成二十四年十二月十五日
0
受け入れる、受け入れられない、達...
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「雪降れば祝事あらむ天心に」母の挽歌の覆す悲傷
平成二十四年十二月十五日
0
「亡き子おぼろまなこ凝らせば天心...
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午後に見し上弦の月わたり来て西空飾る君は三十四歳
平成二十四年十二月九日
0
生きていたらどうしていただろう ...
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繋がれてありし公衆電話一本足寒風野晒しさみどりなりしが
平成二十四年十二月九日
2
偶然と決意と捜索、功を奏してみつ...
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少年泣く柊木犀花かげにかれらが涙我が手にこぼる
平成二十四年十二月九日
0
ある教会の庭に咲いて香っていた冬...
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恨まれて護られて誰が手のうちに転がされては落とさるるまで
平成二十四年十二月九日
0
輪廻と言わんか、運命と言わんか、...
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吾子在りし二十世紀古る狂奔の新世紀見よまやかしの時を
平成二十四年十二月九日
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明治維新より100年の歪みと無理...
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冬の夕金星低く月細く唱えつ歩く日月の数
平成二十四年十二月八日
2
坂道を登る苦しさに、数字を唱えて...
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