もぢずりさんのうた一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
|
|
- 憶ひ出で春には春を哀しみて夏を淋しむ秋ことさらに 平成二十五年一月十六日 7 ３０年前、１５年前、そして今もわ... もっと見る
- 冬来ればひと日たりとも苦しみのその予兆より免るるなし 平成二十五年一月十六日 1 悪いことが起こる予兆だった 誰... もっと見る
- ひとまわり若き弟彼なりの厄災の路戦ひ抜きしよ 平成二十五年一月十六日 1 理系同士の彼ら、弟はメールでさま... もっと見る
- 年越しはわがうたながら泣かさるる明日無き吾子を惜しむ古歌 平成二十五年一月十六日 7 世を去った年の暮れに「クリスマス... もっと見る
- 戻りこよ惜しさ余りて惑乱す生き返ること確信しえたる 平成二十五年一月十三日 2 妙にリアルに感じた生き返りの感覚 もっと見る
- 若くして去にたる人ははらからを守りくるると多々うなづかさるる 平成二十五年一月十三日 2 故人を思う心が、物事の因果と縁因... もっと見る
- わが長子絶対にして無言何をかもなほ欲するやただ仏なるや 平成二十五年一月十三日 1 宗教の言うこともさまざまである ... もっと見る
- 安んじて笑みこぼるる顔空に見ゆひたにぞ祈るこれぞ意味なれ 平成二十五年一月十三日 1 するとこちらも微笑む、そうであれ... もっと見る
- 露草は一日おきに咲くらしも今朝揺れ合ひて忌日の飾り 平成二十五年一月十三日 1 ベランダ中にはびこらせたその色、... もっと見る
- 十六夜の忌日過ぎゆきウイーンなる作家の日記にその日付け読む 平成二十五年一月十一日 0 なんとも理解し難い衝動にかられて... もっと見る
- その明かりシャワーとランドリー孤児汝れを懐のごと抱き入れしか 平成二十五年一月十一日 1 都会の貧しい学生にとって、せめて... もっと見る
- 夕闇に一つ明るむ店ありぬ日常の救ひコインランドリー 平成二十五年一月十一日 3 洗濯とお風呂が大切で、古い清潔な... もっと見る
- このために残されし母乗り継ぎてこの灯を見出す汝がみそぎせし 平成二十五年一月十一日 1 黄昏れて、シャワーつきコインラン... もっと見る
- タンクトップ燃え立つ髪の若者がぬつと出てくる暗き路地より 平成二十五年一月十一日 4 違うタイプの若者が暮らす街角 もっと見る
- カプセルの中今も行くこの道を吾子よ「暑いね一緒に行こうね」 平成二十五年一月六日 2 共に並んで歩いて行く 微かな笑... もっと見る
- あるひはとエーティーエムの細き糸ここに来たはず触つたはずの 平成二十五年一月六日 1 細い糸にお互いの確信を伝え合った... もっと見る
- 思ひも枯れ時も止まれる自由が丘を行きつ戻りつ郵便局へ 平成二十五年一月六日 0 現れる筈も無い門扉を見詰めるため... もっと見る
- 陽炎のタイムカプセル蒼ざめしアパートに出会ふ人ら行き交ふ 平成二十五年一月六日 1 思い切って君の果てたる部屋の窓の... もっと見る
- 自由が丘アパートはありぬあのままに時も流れず切り取られし画 平成二十五年一月六日 0 １９９６〜１９９９ このアパート... もっと見る
- 絶対に護られている生きるとは愛の記憶に誰かの愛に 平成二十四年十二月二十七日 1 どうしてもこう思うし、思いたい もっと見る
