士心さん
のうた一覧
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大好きとただ一言をいえたなら その先に行きたい気もする春の夕
平成二十九年四月十四日
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君に言うべき言葉を夫へと 連ねる我を嘘吐きと詰れ
平成二十九年四月十四日
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言葉だけそ知らぬ顔で置いていく 君の横顔桜をつけて
平成二十九年四月十四日
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開き居る門戸の奥の囲窓の 庭の青さの西来院
平成二十九年四月十三日
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会いたいと好きだと告げればいいものを 君はいつまでも天邪鬼
平成二十九年四月十三日
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あうことも無きヒトを兄と慕いうる 愚かな我を嗤うネコ居り
平成二十九年四月十二日
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北国の雪の便りを眺めやり 横倒る1765キロを思う
平成二十九年四月十二日
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大吉に一人はしゃぎおり摩利支天の 絵馬に綴るは二人の願い
平成二十九年四月十二日
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愛しい人 そんな言葉を書き置いて 暫しの別れ 狡い兄御
平成二十九年四月十二日
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縋り付く腕は君とは違う人心は今も少しも進めず
平成二十九年三月二十六日
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例えば今何処にいて伝える言葉はひとつだけ
平成二十九年三月二十六日
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我の事猫と呼びし女共捨て猫野良猫泥棒猫と
平成二十九年三月二十六日
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二年も前の言葉が蘇る 生死も知らぬ君の、ーー
平成二十六年九月二十三日
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死ぬときは貴方に傍にいて欲しい 言いしキミは今シアワセですか?
平成二十六年九月二十二日
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うたことば 探し拾いて迷いける ことはの川の 七五の森の
平成二十六年九月二十二日
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糸の月 辿っていけばどこにつく 声を出さない 電話のムコウ
平成二十六年九月二十二日
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開きおるページの中の短歌五首 三十一文字に降参するか
平成二十五年十二月十八日
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ことばだけ振りかざしてく君の後 あの角までは着いていくけど
平成二十五年十二月五日
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鴨川の橋の袂の南座の 隣の蕎麦屋で見かけたわたし
平成二十五年十二月五日
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君が今叩きつけてる楽器ほど 想われるなど無かろうて吾
平成二十三年七月六日
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