桜園さん
のうた一覧
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朝まだき紫ききょうに露やどり風にたゆたふ白露かな
平成二十四年九月七日
13
今日は白露 本当にききょうの花...
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抜かれいしローズゼラニウム挿し木にし朝ごと水換ゆ根づき祈りて
平成二十四年九月五日
11
夫が草と間違えてぬいてしまいまし...
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稻藁の匂ひ漂ふ田んぼ道辺りの稲の徐々に刈り終ふ
平成二十四年九月五日
19
藁の匂い大好きです
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寝つかれぬ閨のしじまに聞こえるは寂しげに鳴く鈴虫の声
平成二十四年九月三日
15
お隣からいただいた鈴虫 かご...
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亡き祖母と手繋ぎ歩きし田んぼ道夕日も稲田を照らしくれぬ
平成二十四年九月二日
11
叔父の家の前の見渡すかぎりの田ん...
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おばちゃん歌教えてと頼みし子と朝顔の歌指折り詠みき
平成二十四年九月二日
14
子供の発想はすごいです
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すぢ雲と入道雲の行きあひて空も秋めく長月はじめに
平成二十四年九月一日
13
残暑厳しいけど空が少しずつ変わっ...
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備蓄せし水や食料補充して災禍に備ふ防災の日に
平成二十四年九月一日
7
今日は防災の日食べ物が期限ぎれで...
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猛暑日の続けど稲田を吹く風に涼しさ覚ゆ八月の尽
平成二十四年八月三十一日
19
今日は二百十日で望月でもあります...
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隣家から聞こえるサザンなつかしき声にあわせて我も歌えり
平成二十四年八月三十一日
10
隣の青年はお休みなのか昨日の朝か...
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花少なき晩夏の道に見えきたるどれより深き露草の青
平成二十四年八月三十日
15
梅雨より今の時期のがきれいなくら...
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携帯につけし亡母のストラップに語りて今日もひと日がはじまる
平成二十四年八月三十日
12
ストラップ写真ていいですね 携...
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葱苗のようようしゃんと立ちてこしたっぷりの水に残暑耐え忍びて
平成二十四年八月二十九日
10
叔母にわけてもらった葱苗 残...
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あかときに聞こゆは鳩のぐぐる声蝉にかわりて誇らしげに鳴く
平成二十四年八月二十九日
12
今朝は曇りで蝉はないていません ...
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浴衣着し若きカップルほほえまし花火みながら淡き口づけ
平成二十四年八月二十七日
15
私と夫のすぐめの前にいたカップル...
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夜空から星ふるごとき壮大な晩夏の追悼打ち上げ花火
平成二十四年八月二十七日
12
昨日の晩打ち上げ場所のほん近くま...
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亡き祖父の俳句の短冊出できしにしみじみ読めば涙溢れぬ
平成二十四年八月二十六日
22
五十枚もの美しい短冊に楷書でさら...
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はなやぎし百日紅の下陰にかそけき萩のうすきくれない
平成二十四年八月二十五日
15
はなやぎとひっそり それぞれの...
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夕顔の花ほぐしゆく軒の先水色の空茜しはじむ
平成二十四年八月二十四日
11
夕顔が夕焼けをバックに咲きものす...
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処暑過ぎて未だ暑さの残る日々はや穂すすきの風になびける
平成二十四年八月二十四日
15
近所のお家の玄関にもうすすきの穂...
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