トモエさん
のうた一覧
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満開の桜が見えて吊り革にもたれる人の角度戻りぬ
平成二十四年四月十五日
4
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伸びやかに自棄と破滅を歌うのもいいよね八神純子の声で
平成二十四年四月十一日
3
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いままでの興味とえらんだ情報と食物で成る自分の怖さ
平成二十四年四月八日
3
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全体の朝礼でもいいナノ秒の早さで君を見つけ出せるよ
平成二十四年四月六日
3
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ゆるやかに冷える窓辺に漂うは花の香だけで春はまだ来ず
平成二十四年四月四日
4
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一年中別れに浸らないようにそれ専用の季節あるらむ
平成二十四年三月二十九日
2
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カワイイという記号だけ万能の世で生身など邪魔でしかなく
平成二十四年三月二十九日
2
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誰からも縛られぬ身を選ぶのと寄る辺をすべて捨てるのは同じ
平成二十四年三月二十八日
3
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横座りの妻を乗せたる老人の自転車はまだ定刻に過ぐ
平成二十四年三月二十八日
5
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十時から五時まで七人死んでいく刑事ドラマをカウチポテトで
平成二十四年三月二十七日
3
朝日放送系列の昼下がり。
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穴という穴をふさいで内圧が生みたがってるコトノハを聞く
平成二十四年三月二十六日
5
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傍らのきれいな人が「うぐ」という嚔をふたつして澄まし居り
平成二十四年三月二十六日
3
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暗転の画面にうつる顔ひとつ「空」という字の迂闊さに似て
平成二十四年三月二十四日
5
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ひとさまの目はいうほどに私など見ていないから好きにやるべし
平成二十四年三月二十四日
6
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春の陽に触れようと出す手の甲は毎度寒気にぺちと叩かれ
平成二十四年三月二十一日
7
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モノだとかキモチを捨てて久々に見る床のいろ私のなかみ
平成二十四年三月二十一日
4
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「決定」のクリックに気を乗せるべく無駄に「うりゃあ」と叫び一押し
平成二十四年三月十九日
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つまずいて膝をすりむく痛さよりどう取り繕うかの一秒二秒
平成二十四年三月十九日
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人はみな基本的には横着で知りたいことしか知ろうとしない
平成二十四年三月十八日
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惜しむけどこの先きっと会うつもりなんてないから言う「お元気で。」
平成二十四年三月十六日
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