遠井 海さん
のうた一覧
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駆けつけた猛暑に撃たれ地面には無数のヤスデの死骸丸まる
平成二十五年八月十日
4
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久々に汗の噴き出す猛暑日のこのTシャツの錆臭きこと
平成二十五年八月十日
6
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うっすらと赤みの差した表面に光る産毛はまるで桃 ほほ
平成二十五年八月八日
9
題詠 うっすら
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胸中に納めておけず文字にして闇はくっきり輪郭を得る
平成二十五年八月八日
10
題詠 納
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お月さまサイズの光瞬いて五秒経ったらドーンと鳴って
平成二十五年八月五日
9
家の二階から見る花火
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五センチのフェルトのブタと交換で最上級の笑顔をくれた
平成二十五年八月二日
4
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プール際しずくの伝う六歳はすでに女の空気をまとい
平成二十五年七月三十日
19
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ひたいから滴る汗をほほに浴びきみの一部になれた瞬間
平成二十五年七月二十七日
13
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カーテンをシャッと開かれぎゅううっと強く眼閉じるまだ起きません
平成二十五年七月二十日
8
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顔も名も知らない君を自分史に何ページ分記すんだろう
平成二十五年七月二十日
6
題詠 史
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分身と雲隠れなら得意です現在の忍者はウェブに生息
平成二十五年七月二十日
3
題詠 得意
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しわしわのオレンジ色の干し柿の暴力的な甘さに敗北
平成二十五年七月二十日
4
題詠 柿
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図書館で借りた呪いの巻物で子らと一緒に闇をさまよう
平成二十五年七月十二日
8
題詠 闇
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まっすぐな視線は魔物 射抜かれて中から溶けるわたしが崩れる
平成二十五年七月十二日
11
題詠 視
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笹竹が色とりどりの欲望をまとい膨らむ図書館の中
平成二十五年七月七日
14
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小綺麗な言葉の束に漂えど濁る心に何も届かず
平成二十五年七月六日
16
綺麗なものが苦手
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「ぷりきゅあになれますように」昨年はアンパンマンになりたかった子
平成二十五年七月四日
2
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顔のない慎みのない空間で飛び回ってる氏ね氏ねの文字
平成二十五年七月三日
9
題詠 氏
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恋心にならないように注意して溶け合っている肌寒い部屋
平成二十五年六月二十八日
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「泊まるのは無理だよ」と言う正しさをとても愛しく思うけど けど
平成二十五年六月二十八日
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