村上さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 島の春告ぐるうぐひすつがひなる朝靄の中しばしよびあふ 平成二十四年二月二十日 4 もっと見る
- 蒼き日の友のまなざし受けつぎて青年凛と島に降りくる 平成二十四年二月二十日 9 もっと見る
- サヨナラの腕つきあぐるかたはらで泥に膝つく投手はひとり 平成二十四年二月十九日 5 もっと見る
- 早場米ゆるる青田の黄昏にはつあきの風はつかに吹きぬ 平成二十四年二月十九日 3 もっと見る
- 道草を食みし田道のひろがりて車飛び交ふ通勤の朝 平成二十四年二月十九日 3 もっと見る
- なでしこは世界一強しと見ればテレビの前の妻なほ強し 平成二十四年二月十九日 2 もっと見る
- とれたてのアスパラゆでる妻がをり単身終へる朝餉はみどり 平成二十四年二月十九日 9 もっと見る
- 雲間より洩りくる月は如月の澄みたる梅香運びくるかな 平成二十四年二月八日 3 もっと見る
- 花咲く日妻に母との暮らしあり吾は官舎にてワイシャツを干す 平成二十四年二月八日 8 もっと見る
- 二年ぶり都にかへり遊ぶ日は二年分の喧噪聞けり 平成二十四年二月八日 2 もっと見る
- 萬年筆もて今も文書く吾を嗤ふ子らよメールは想ひ屆くや 平成二十四年二月八日 2 もっと見る
- キャベツ切る妻の俎板テンポ良くわが包丁はシンコペーション 平成二十四年二月八日 3 もっと見る
- 我が友よセシウムベクレル関係ねえおれはおめえの狭山茶吞むぞ 平成二十四年二月七日 5 もっと見る
- 金木犀かをる窓邊のゆふぐれにラヴェルのピアノ響きかなしも 平成二十四年二月七日 6 もっと見る
- 自分より若き友らを介護すと笑へる母の八十路を思ふ 平成二十四年二月七日 6 もっと見る
- 同窓の名簿に逝去の文字が増え秋はいよいよ深くなりゆく 平成二十四年二月七日 3 もっと見る
- 春植ゑし懸崖の菊花ひらく花ひらくほど冬はめぐり來 平成二十四年二月七日 3 もっと見る
- 今日もまたぐでぐでの友積み込みて宅配しゆく下戸の身なれば 平成二十四年二月六日 4 もっと見る
- 朝霜の予報に菊を軒に入れ空見上ぐればオリオンの冴ゆ 平成二十四年二月六日 15 もっと見る
- 髭剃りをまた失敗したのと軟膏を塗る指やさし結婚記念日 平成二十四年二月六日 5 もっと見る
