村上さん
のうた一覧
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現代のいりあひの鐘か冬空にドヴォルザークの「家路」が流る
平成二十四年三月三十一日
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寒月の照らす田中のひとつ家に残業かへりのあかり灯れり
平成二十四年三月三十一日
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うすけぶり湯浴みせる人足湯せる人のつどひて道後初春
平成二十四年三月三十一日
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山桜咲きて四国の遍路みち同行二人の霞みゆくみち
平成二十四年三月三十一日
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朝まだき干潟に鷺の一羽ゐて父逝きし春ことしも来たれり
平成二十四年三月十九日
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窓へだて雪しんしんと降りつむをバッハ渾身マタイ高鳴る
平成二十四年三月十九日
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水草も光に揺れるコンチェルトモーツァルトは春よぶリズム
平成二十四年三月十九日
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朝まだき湖上の霧を切りさきて冬の名残の雁一羽去る
平成二十四年三月十三日
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やはり神は居るやもしれぬと思ほへり教会堂にブルックナー聴く
平成二十四年三月十三日
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大寒の空くろぐろと薄日さへもれかねる日の白き風花
平成二十四年三月十三日
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福寿草咲く霜庭をさくさくと踏みしめてをり八十路の母は
平成二十四年三月十三日
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朝五時の自転車灯の列が過ぐ研修生はカントの如し
平成二十四年三月十三日
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ふんわりと音符はのぼり天井にあはく溶けゆくパユのフルート
平成二十四年三月六日
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寒の朝托鉢修業のはじまりて読経の袈裟に白き湯気たつ
平成二十四年三月六日
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氷雨降る墨染めの庭に一輪のくれないの梅やはらかく見ゆ
平成二十四年三月六日
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石鎚の南天下弦の月冴えて白む東雲寒のあけぼの
平成二十四年三月六日
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冬至湯は昼から入らん穴吹の友が届けし柚子ふたつもち
平成二十四年三月六日
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鼻歌に何か用かと尋ねくる妻そこにをりなにやら嬉し
平成二十四年二月二十九日
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目で笑ひ人の言葉の裏をよむ男となりて三十年過ぎぬ
平成二十四年二月二十九日
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酒吞めぬ身なれど深き秋の夜は独りしづかに牧水よみをり
平成二十四年二月二十九日
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