村上さん
のうた一覧
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窓へだて雪しんしんと降りつむをバッハ渾身マタイ高鳴る
平成二十四年三月十九日
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朝まだき干潟に鷺の一羽ゐて父逝きし春ことしも来たれり
平成二十四年三月十九日
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春霞菜の花越しに横たふる瀬戸のあをうみ絵手紙にせむ
平成二十四年四月二日
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潮満ちて中州に群れる水鳥の羽やはらかく光る朝焼け
平成二十四年四月三日
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石鎚の雪消えかねて晴れ上がる空にふたすじ春雲の見ゆ
平成二十四年四月五日
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やうやくに咲きたる梅に降り注ぐ墨絵の如き啓蟄の雨
平成二十四年四月八日
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荒おこしすすむ平野を見下ろして石鎚山頂残雪ひかる
平成二十四年四月八日
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耳遠き父に手紙で目の見えぬ母に電話でふるさと便り
平成二十五年八月七日
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花を愛で花の都に花と逢ひ伊豫の女と伊豫に暮らしつ
平成二十四年二月五日
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髭剃りをまた失敗したのと軟膏を塗る指やさし結婚記念日
平成二十四年二月六日
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我が友よセシウムベクレル関係ねえおれはおめえの狭山茶吞むぞ
平成二十四年二月七日
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サヨナラの腕つきあぐるかたはらで泥に膝つく投手はひとり
平成二十四年二月十九日
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來島の碧の海に春は來てしまなみの橋に霞たなびく
平成二十四年二月二十日
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電話よりはがきの方が安いよと耳遠い父に今日も文書く
平成二十四年二月二十一日
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有明の月に吠えればわが胸の蒼き狼またかへりこむ
平成二十四年二月二十四日
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海峡は九・四キロ瀬戸の橋渡れば四国風もやはらぐ
平成二十四年二月二十九日
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目で笑ひ人の言葉の裏をよむ男となりて三十年過ぎぬ
平成二十四年二月二十九日
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寒月の照らす田中のひとつ家に残業かへりのあかり灯れり
平成二十四年三月三十一日
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現代のいりあひの鐘か冬空にドヴォルザークの「家路」が流る
平成二十四年三月三十一日
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春雨に濡れつ歩むもよきものぞ梅林かをる如月なれば
平成二十四年四月二日
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