村上さん
のうた一覧
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都会へ行く息子の布団積み出して妻とのみほす一杯の茶
平成二十四年二月二十二日
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景觀を良くすと電柱取り去れば君と出逢ひし想ひ出も消ゆ
平成二十四年二月二十四日
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氷雨降る墨染めの庭に一輪のくれないの梅やはらかく見ゆ
平成二十四年三月六日
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朝まだき湖上の霧を切りさきて冬の名残の雁一羽去る
平成二十四年三月十三日
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床出てて垣へゆるりと寄る父はあはき陽の中金柑吸ひをり
平成二十四年四月一日
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ほほゑみし添乘員の目は笑まず頷きながら点呼を続ける
平成二十四年四月八日
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長男の生まれし夜を思はする凍てつく空に弓張の月
平成二十四年二月六日
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酒吞めぬ身なれど深き秋の夜は独りしづかに牧水よみをり
平成二十四年二月二十九日
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冬至湯は昼から入らん穴吹の友が届けし柚子ふたつもち
平成二十四年三月六日
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大寒の空くろぐろと薄日さへもれかねる日の白き風花
平成二十四年三月十三日
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かなしきほど同じ時刻に届きをり新聞配達けさも土砂降り
平成二十四年四月三日
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妻留守に即席麺を食ひをれば単身赴任の味がするなり
平成二十四年四月五日
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山峡の朝霧深く杣道の消えゆくさきに浄土はあらん
平成二十四年四月五日
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レコードを廻せば時はさかのぼる窓開け星をながめゐし日日
平成二十四年四月十二日
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春雨はそぼ降るそぼ降る海に降る若者消えたこの島に降る
平成二十四年二月六日
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自分より若き友らを介護すと笑へる母の八十路を思ふ
平成二十四年二月七日
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金木犀かをる窓邊のゆふぐれにラヴェルのピアノ響きかなしも
平成二十四年二月七日
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二年を過ごしき島に春は來て名殘の梅に鶯ぞ鳴く
平成二十四年二月二十日
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杣道をゆけば竜胆華やぎて君を待つ間も風に搖れをり
平成二十四年二月二十四日
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朝五時の自転車灯の列が過ぐ研修生はカントの如し
平成二十四年三月十三日
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