村上さん
のうた一覧
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窓へだて雪しんしんと降りつむをバッハ渾身マタイ高鳴る
平成二十四年三月十九日
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水草も光に揺れるコンチェルトモーツァルトは春よぶリズム
平成二十四年三月十九日
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やはり神は居るやもしれぬと思ほへり教会堂にブルックナー聴く
平成二十四年三月十三日
9
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朝五時の自転車灯の列が過ぐ研修生はカントの如し
平成二十四年三月十三日
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ふんわりと音符はのぼり天井にあはく溶けゆくパユのフルート
平成二十四年三月六日
9
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冬至湯は昼から入らん穴吹の友が届けし柚子ふたつもち
平成二十四年三月六日
7
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目で笑ひ人の言葉の裏をよむ男となりて三十年過ぎぬ
平成二十四年二月二十九日
5
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酒吞めぬ身なれど深き秋の夜は独りしづかに牧水よみをり
平成二十四年二月二十九日
7
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しまなみの橋は若者吸ひ寄せて今日も雨降る明日も雨降る
平成二十四年二月二十九日
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海峡は九・四キロ瀬戸の橋渡れば四国風もやはらぐ
平成二十四年二月二十九日
5
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有明の月に吠えればわが胸の蒼き狼またかへりこむ
平成二十四年二月二十四日
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マッチ箱と云はれし丘のニュータウンいま老のまち浄土へつづく
平成二十四年二月二十四日
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自転車のヒヤリ飛び出す高校生前しか見ぬのが青春だった
平成二十四年二月二十四日
4
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月影は故郷の城址も照らせるか今宵の空のゐたく澄みゐて
平成二十四年二月二十二日
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麦を刈る皺手やすめて烟草吸ふ農夫の肩に黄昏の風
平成二十四年二月二十一日
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道草を食みし田道のひろがりて車飛び交ふ通勤の朝
平成二十四年二月十九日
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二年ぶり都にかへり遊ぶ日は二年分の喧噪聞けり
平成二十四年二月八日
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萬年筆もて今も文書く吾を嗤ふ子らよメールは想ひ屆くや
平成二十四年二月八日
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金木犀かをる窓邊のゆふぐれにラヴェルのピアノ響きかなしも
平成二十四年二月七日
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同窓の名簿に逝去の文字が増え秋はいよいよ深くなりゆく
平成二十四年二月七日
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