しづくさん
のうた一覧
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「どこまでをきみに話そう」なやむひと星のテラスで待っててあげる
平成二十四年六月二十三日
3
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友達は諦めなよと言ったけどだからってすぐ消えない気持ち
平成二十四年六月二十三日
3
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目が覚めて淡い違和感手繰り寄す高いところは好きだったはず
平成二十四年六月二十三日
2
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陽光にシーツが透けて五年前わたしをひいた掌おもう
平成二十四年六月二十三日
6
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スカーフに合わせた花の髪飾りデートのためじゃないわ、けっして。
平成二十四年六月二十三日
2
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失恋は時々ひどくスパルタだ白いデニムをはきこなしてやる
平成二十四年六月二十一日
1
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さよならの残り時間をなんとなく数えてしまう話さない夜
平成二十四年六月二十一日
5
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応用の効かない指がきみといた頃のあたしをなつかしむ夜
平成二十四年六月二十日
4
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ひとつぶを媚薬のように飲み干して妄想だけが漂うフリスク
平成二十四年六月二十日
2
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月のないそらにも星がまたたいて瞼を閉じる(だいすきだった)
平成二十四年六月二十日
1
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うつむいた睫毛もここにうつらない画面はひとつ、文字だけうつす
平成二十四年六月十九日
1
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かなしみはいっそ溶かしてしまいましょうアイスクリームできればバニラ
平成二十四年六月十九日
3
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ふりむいて微笑んだかもしれなくてわたしは記憶力を駆使する
平成二十四年六月十九日
1
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ウイルスを包んで閉じ込めることができるティッシュで恋をくるんだ
平成二十四年六月十九日
1
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ギリギリで生きているからギリギリで手が届くなら伸ばしたいのよ
平成二十四年六月十九日
3
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占いを信じてみたいときいつも診断結果は悲劇ばっかり
平成二十四年六月十八日
2
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バスタブをつるりなぞってあのひとの肌はあたたかかったとおもう
平成二十四年六月十八日
3
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逃げ道を作り置きして「口論」を始めましょうか、ゆりが咲いたら
平成二十四年六月十八日
1
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おんなにも意地があります。肌をやく太陽くらい受けて立ちます
平成二十四年六月十七日
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名を呼んで来るいとしさを求めてるあなたはもしやさみしいのですか
平成二十四年六月十七日
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