木綿さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 泡の中消えゆく命を眺めてる浴室の隅の無差別殺虫 平成二十四年二月一日 2 もっと見る
- 久々に優しさに触れたかもしれずピンクのタオルに顔をうずめる 平成二十四年一月三十一日 8 もっと見る
- コットンのベビータオルの優しさできみに言いたい大丈夫だよと 平成二十四年一月三十一日 3 もっと見る
- 血を流しながら仕事し食べ笑う男たちにはできぬ芸当 平成二十四年一月三十一日 2 もっと見る
- 「穏やか」と「冷ややか」の意味を考える建前だけをテーブルにのせ 平成二十四年一月三十一日 2 もっと見る
- おずおずと本音漏らせばたちまちに不機嫌なきみ夜を背負って 平成二十四年一月三十一日 1 もっと見る
- 戻れぬと気づいた朝にお似合いな安いコーヒーきみを見ず飲む 平成二十四年一月二十八日 6 もっと見る
- 話しても何かが変わるわけじゃない乾いたケーキをフォークで崩す 平成二十四年一月二十八日 3 もっと見る
- ごめんねと言えずごめんね真夜中に大きな靴を内緒で磨く 平成二十四年一月二十八日 4 もっと見る
- その話前も聞いたと教えずにじっと見ているきみの唇 平成二十四年一月二十八日 8 もっと見る
- いつもより少し長めに手を伸ばす「行ってらっしゃい」毎度さみしい 平成二十四年一月二十八日 2 もっと見る
- 贅沢の仕方わからずいつもより高いのを買う生理用品 平成二十四年一月二十七日 2 もっと見る
- 強い陽を受けるからにはそれなりの覚悟して咲く南国の花 平成二十四年一月二十七日 4 もっと見る
- カーテンのいつもと違う揺れ方に亡きひとを思うしんとした朝 平成二十四年一月二十七日 7 もっと見る
- 嘘だって構わないのに一言をくれないきみの背中が広い 平成二十四年一月二十七日 5 もっと見る
- 永遠て言ったじゃないの嘘つきと古い手紙に呟いてみる 平成二十四年一月二十七日 4 もっと見る
- 寢息聞き合わせて呼吸してみるも次第にずれゆくことのせつなし 平成二十四年一月二十六日 2 もっと見る
- 「カゼひいた？」あなたの鈍さに少しだけ救われている鼻水をかむ 平成二十四年一月二十六日 4 もっと見る
- 旅をして気づいちゃったの本当の自分はどこにもないってことに 平成二十四年一月二十五日 2 もっと見る
- 左耳のかたちを今も思い出す斜め後ろの席だったから 平成二十四年一月二十五日 33 もっと見る
