翡翠さん
のうた一覧
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喩へだにあはれを誘ふ冬の蝉霜枯れし木に一日鳴きぬらし
平成二十三年十二月六日
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今年は11月中に数件の生きた蝉の...
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鬱々と眠れぬ夜の床を伝ひ最終電車は地に沈みゆく
平成二十三年十二月四日
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足冷ゆる君が寝床の湯たんぽに白きゆげ差す吾が冬は来ぬ
平成二十三年十二月三日
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投げ入れの花瓶の釉は流れおり二ひらの葉の影淡く浮く
平成二十三年十二月三日
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街枯れて風にあつまる落ち葉道 乙女の青いブーツ踏みゆく
平成二十三年十二月二日
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師走夜に片想ひすや上弦は落ち行く街を白く照らせり
平成二十三年十二月二日
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寄り添ひてもみぢを狩ればあかあかと過ぎし恋さへ燃え出でにけり
平成二十三年十二月一日
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ひと粒が銀杏のひと葉散らしつつ夕べのあめは氷雨になりぬ
平成二十三年十一月三十日
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夕星のみさをは愛し三日月の泪ならぬや玻璃の雫は
平成二十三年十一月二十九日
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本当は、今日は四日の月ですけど早...
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木枯らしにさやぐ尾花の白き波浅き水面をさざれ行く雲
平成二十三年十一月二十八日
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冬の街あまた蛍火舞ひ出でぬ寒夜の星の一つ死ぬべし
平成二十三年十一月二十八日
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寒空の雲に薄紅色揺らす俯くダリアの細い頸筋
平成二十三年十一月二十八日
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窓硝子透りし冬陽和らぎぬ やまぼうしの木 半ば枯れおり
平成二十三年十一月二十八日
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翡翠は色無き絹の薄ころも光の綾に碧かがやく
平成二十三年十一月二十七日
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雲一朶丘に有りせば登りきや大和男子の裔なる吾は
平成二十三年十一月二十七日
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夕暮れの氷雨の鳥は寂しけれ傘無きわれの道細くして
平成二十三年十一月二十七日
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三日ぶり見る君少し窶れたり義母の容態小康を得る
平成二十三年十一月二十六日
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まだ孫を持つは早しと嘯けど孫はまだかと娘には問ふ
平成二十三年十一月二十六日
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世に生まれ霜歳ふりてもみぢ葉の散る様に思ふ冬となりぬる
平成二十三年十一月二十六日
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肩ぬらす氷雨の帳燃え残る南京櫨の埋み火の列
平成二十三年十一月二十五日
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