みなまさん
のうた一覧
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雪舞えば凍え温めば笑みこぼるこの気紛れを疎む人もなく
平成二十六年三月七日
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パチパチと夫思いつつ爪きれば深爪となるに鑢かけおり
平成二十六年三月六日
11
ダンナさんは職業柄いつもきちんと...
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佐渡の波スペインの波 波みれば胸の波またよせてかえして
平成二十六年三月六日
8
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バラの芽も窺う気配の春の雨どの枝伐るか思案する間に
平成二十六年三月五日
17
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あの日々の熱と痛みが蘇り無理やり娘誘う花道
平成二十六年三月五日
8
…という訳
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血液の型は違えどヘモグロビン流るる吾も白猫の耳も
平成二十六年三月五日
7
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窓越しに日を受けさいた紫のニオイスミレに微笑む義母は
平成二十六年三月五日
9
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ヴォーカルに誘われ濡れるサンボーン泣きのサックス頬に夜の灯
平成二十六年三月五日
5
ひともし頃ならば…
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おめでとう 遠き空から合格の知らせ届きぬ 雛鳥は立つ
平成二十六年三月四日
20
同じお守りを身に付けていたお嬢の...
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苛立ちは暇のせいかな波風を避けて過ごせぬ流れをゆけば
平成二十六年三月四日
6
啓蟄ってまだだっけ?
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娘と二人ちらし寿司食むゆきずりの媼のくれし折雛並べて
平成二十六年三月四日
6
中学生の娘が帰宅途中で見知らぬお...
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難題を姉と話して解決す次女の笑顏の愛しきをさなさ
平成二十六年三月四日
6
きょうだいがいるって心強いのです...
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あと一度打たねばならぬワクチンの記録知るため母子手帳繰る
平成二十六年三月三日
5
ダンナさんのおかげで子供たちのワ...
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もう二度とこないと言ったあのひとがなんだ元気で居てるじゃあないの
平成二十六年三月三日
2
お元気そうでなによりです。
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うす雲のたなびく空に白鳥の親娘旅路をのぞめるころか
平成二十六年三月三日
6
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夢に夫あらわれし日は汝の好きなカフェオレして朝を寿ぐ
平成二十六年三月三日
10
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死ぬひとの小説読めばあの夜の姿また見ゆ苦しむ君を
平成二十六年三月二日
7
軽い読み物の筈なのに癌で死ぬシチ...
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久々に切羽詰まりしことなくてパンケーキ焼く休日の朝
平成二十六年三月二日
10
娘も私も自堕落を絵にかいた一週間...
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風向きがどちらにしてもとわれれば此処に居るよと笑う糸柳
平成二十六年三月二日
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確かめるすべ持たざれば坂の上揺れる柳に風向きを聞く
平成二十六年三月二日
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