みなまさん
のうた一覧
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皇女に導かれゆく紫香楽の山の奥なる御仏たずね
平成二十六年五月五日
9
紫香楽の宮の姫皇子の生まれ変わり...
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夏立つ日 雨の紫香楽 山笑いガンダーラ仏はミュージアムに立つ
平成二十六年五月五日
4
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薔薇よばら春から夏にわたされた別れのハンカチーフの白さ
平成二十六年五月五日
7
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嘘つきを詰ってみても仕方ない葉陰のいちご色づき立夏
平成二十六年五月五日
7
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残照を遮るやさしい雲の鱗もういらないと顔をあげおり
平成二十六年五月四日
7
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ソーラーのパネルの林に迷いこみし吾を信楽の山は笑えり
平成二十六年五月四日
7
めちゃめちゃ迷った
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受話器から届くあなたの歌声に永遠をみたの昔々に
平成二十六年五月三日
22
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うっぷんを叩き付けてたドラムセットやがて奏者は子と入れ替わる
平成二十六年五月三日
7
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サックスでデビュー誘われた若き日を酔って一度だけ話してくれたね
平成二十六年五月三日
6
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弦をおさえる筋トレやったと親指の付け根の丘を自慢する君
平成二十六年五月三日
6
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鍵盤においたコードを弾く指の跳ねあげたほかの爪が愛しい
平成二十六年五月三日
7
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懐かしい献立並ぶ食卓に「いいね!」をもらう君はなくとも
平成二十六年五月二日
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料理の腕がダンナさんがいた時くら...
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この月は別れの月か細く細く涙を満たし沈みゆく月
平成二十六年五月二日
9
りんご可愛いや可愛いやりんご
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一周忌までが悲しいああ今日はこうしていたなと思い出すから
平成二十六年五月二日
30
義理の従姉の優しい言葉
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幻の日々をたゆたひきたものの着地したくて地面をさがす
平成二十六年五月二日
9
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デミタスに砂糖みっつとミルク入れちょっと無口になっていたキミ
平成二十六年五月二日
10
私はコーヒー好きでブラックですが...
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君ありし日々のわたしにもどりたし流れ橋とてもとにもどれば
平成二十六年五月一日
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もう二度と傷つきたくないもう二度と悲しみたくない歌に託そう
平成二十六年五月一日
6
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降る雨は必ずあがる地に染みて木香薔薇の蕾とひらく
平成二十六年五月一日
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嵐去り枝に残った蜘蛛の巣にきらめく水滴みたいな思い出
平成二十六年五月一日
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