みなまさん
のうた一覧
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この家を整えて待ついつの日かあなたは戻るそんな気がする
平成二十七年一月十三日
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雨ふれば木々の花芽のみたされて春を待ちおり開く日まぢか
平成二十七年一月三十日
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曇り空見上げ散歩を躊躇した私を嗤うような雨です
平成二十七年二月十八日
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ハグ犬ごめん。
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翻る燕尾を追って仰ぎ見る我らに春の雪は降りつつ
平成二十七年三月十二日
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厨にてフライパン振る後ろ背に何故にあなたがと問いし今朝の夢
平成二十七年三月十三日
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白衣つながりかな、すてきな女性オ...
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もういいわ あなたが正しいことにして ガチャンと切れた気がするスマホ
平成二十八年九月三十日
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疲れたと 助手席に身を埋める夫エンジンの音 叩く雨音
平成二十五年二月十八日
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阪神高速道路のトンネル事故をニュ...
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鉢植えのニオイスミレも咲き出して懐かしい唄口ずさむ午後
平成二十五年三月二十日
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エニシダは魔女の箒になるねんていずれアタシも箒で飛ぼう
平成二十五年四月三十日
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こんな夜は湯舟いっぱい泡立ててばらの香りに包まれてみる
平成二十五年七月十九日
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好きなもの 入浴剤、香りの良い...
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遠い日に湖畔彩る百日紅憧れるまま 未だ戀もせず
平成二十五年七月十九日
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旧宅にかつてあったベランダまで花...
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介護施設勧める吾が己にはグリーフケアを躊躇う矛盾
平成二十五年七月二十日
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夜半すぎやり場のみえない怒りさえなだめるように気がつけば雨
平成二十五年七月二十五日
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亡き夫に手向けし香のけむりさえ猫の息にも乱れゆらめく
平成二十五年七月二十八日
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息をつめて見つめてしまうなまめか...
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桃実り香りあふるる彼の土地に憧れつのる夕立のあと
平成二十五年八月八日
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ひとりでネクター飲んで寝てやる
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その昔不思議の国に住むという猫の皮肉な笑いの月が
平成二十五年八月十一日
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金色のグラスの底から弾けだす微かな泡と似てる追憶
平成二十五年八月十九日
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…途切れない
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キャミソール、タンクトップの外人に事情を説ける娘たのもし
平成二十五年八月十七日
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みやこうましさま、ご容赦下さいま...
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突然に夏の終わりに降る雨は日焼けや恋の熱も冷まして
平成二十五年八月二十四日
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やがて来る実りのために地に透おる...
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アベリアの細枝にともれる小さき星君帰る道やさしく照らせ
平成二十五年九月四日
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