みなまさん
のうた一覧
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耐え兼ねて黒猫が去りサビもさり白猫ひとり温む陽溜まり
平成二十三年十月十八日
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黒猫と灰色の犬闘いぬ間にガラス戸あるをしりつつ
平成二十三年十月二十一日
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このままで良いのか?外れてゐないのか?人の道を!と 黒猫が問ふ
平成二十三年十月二十三日
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君の鼻がちょっと赤いのは秋風のせいだけじゃない でも 駆けてゆく
平成二十三年十月二十五日
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そろそろね、開けっ広げもどうかしら?白菜恥じらい葉を巻き初めぬ
平成二十三年十月二十六日
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我が庭に初めて咲きしバラ散りぬ薫りの滴降り注ぐごと
平成二十四年五月二十八日
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旧宅から移植したガートルートジェ...
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朝寝して 昼寝して 夜 運動会猫もお化けの一種だったか
平成二十四年十二月一日
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一日を繋がれ過ごす犬なれば今 木枯らしを背負ひて驅ける
平成二十四年十一月二十八日
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助手席で陽を受け光るその頬に紅さして! 恋知るや君
平成二十四年十一月二十九日
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先に過ぎた春の出来事 懐から飛...
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この母は彼女のなかでは「怖いひと」死に物狂ひで育て來し娘よ
平成二十四年十一月二十九日
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紅玉をくるくる剥きて皿の上眞つ赤な螺旋かまくびもたぐ
平成二十四年十一月三十日
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聞きますが、今すぐ居なくなったなら誰か代わりがあるということ?
平成二十四年十二月一日
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その言葉 そちらが言いたいだけなのねなくて良いのに むしろ黙って
平成二十五年一月二十六日
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飼い主の想いも知らず 猫どもは床暖の上に各自寝ており
平成二十五年一月二十八日
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すごいです、順調ですと医師告げる春立つ日雨の茨木の丘
平成二十五年二月四日
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蒲公英のロゼット見つけつもりする 繁れる夏にはとって喰おうと
平成二十五年二月十一日
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若葉をサラダに、花を天ぷらに、根...
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高速を風花衝ゐて來し吾を夫は待ちをりダウン姿で
平成二十五年二月十六日
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しかも外で!と感動しかけたら敷地...
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祖母と父 同じ日生まれの親子だと遠い記憶を聞く梅花祭
平成二十五年二月二十五日
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国道で大きな事故との噂聞くヘリよ覗くな人の不幸を
平成二十五年二月二十六日
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パパラッチって蝿の意味だとか ...
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長女次女母と三人揃ったら休日なれど家内かしまし
平成二十五年四月二十九日
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ダンナサンは恐れをなして自室に避...
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