ゆみうささん
のうた一覧
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ひょっこりと近所であなたを見かけたら全速力でかくれるだろう
平成二十三年十月二十七日
8
ういういしいころの恋
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なみだなみだ温いなみだは恋愛に疲れ汚れたココロを洗う
平成二十三年十月二十六日
5
恋に疲れ、汚れたとき。涙はそれを...
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水色の大きな鉄橋二つほど渡ってきみの住む街へゆく
平成二十三年十月二十五日
9
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きんいろの秋の日ざしの中を飛ぶ蝶々あなたは忘れがたくて
平成二十三年十月二十五日
5
忘れがたい人。季節をこえて。
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欲しいままさせる乳房の熱さかな秋の夕餉はしだいに冷えて
平成二十三年十月二十四日
7
夕食より先
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逢うたびに二人はとてもはしゃいでる季節外れの蝶々みたいに
平成二十三年十月二十四日
6
はしゃぐこと。終りがいつか分から...
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かた結びほどく指先あふれだす気持ちに名前つけらんなくて
平成二十三年十月二十三日
7
心がとけだす
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さらわれる瞬間の闇 熱い手に任せるという自由を選ぶ
平成二十三年十月二十三日
9
ほたるさんの「指さきの…」のお歌...
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泣いている理由を忘れるほど泣くと涙は夜にキラキラ光る
平成二十三年十月二十三日
6
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髪とけばなまめく匂いするようで君とわずかに距離をおいてる
平成二十三年十月二十二日
7
髪のにおいがけだものみたいな時。
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乳房は命のしたたる形するおそれず君に仰向くときに
平成二十三年十月二十二日
17
仰向け。すべてを任せる姿勢。
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力ある腕に抱かれて眠る夜 トタンの屋根をたたく雨音
平成二十三年十月二十一日
6
抱かれるということも積極性のうち...
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すすき野の穂先の透ける夕暮れの夢のようなり少女の頃は
平成二十三年十月二十一日
2
幸福な少女の頃は、あっという間に...
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夜をゆく運転席のハンドルを握るあなたは誰より独り
平成二十三年十月二十日
15
自動車の運転席。ふいに横を見ると...
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傷ついた愛を持ちよりほんのりと二人のあかり灯して眠る
平成二十三年十月十九日
7
愛に傷ついていない人なんていない
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ネクタイのかたい結び目ゆるめればふきこぼれゆくあたたかな愛
平成二十三年十月十九日
8
抑えるほどに愛はふきこぼれる
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くちづけの甘みに兆す欲望はふいに明るい秋空のよう
平成二十三年十月十九日
6
ふいに受けるキスも好き
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雨の後きらきら光る蜘蛛の巣よ終わった恋はみな美しい
平成二十三年十月十八日
19
過ぎた事は美化される
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ひざ抱いて湯に沈むとき一晩を愛されていたしるしに触れる
平成二十三年十月十八日
7
一人に愛されるということ
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脱がされてまた素裸にされている愛され尽くす何千回でも
平成二十三年十月十七日
10
恋人たちが夜にする事。同じ事をく...
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