かぐらさん
のうた一覧
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写真からあなたが笑いかけている今もわたしの日々を見守る
平成二十三年十二月九日
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ぽろぽろとご飯をこぼすきみだってわたしをこわす希望のひとつ
平成二十三年十二月八日
4
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アジカンは「世界を変えて」と歌うから、ふたりは胸を抱き合いひとり
平成二十三年十二月七日
4
ASIAN KUNG-FU GE...
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昨年と今年の冬で違うのはここにあなたのいないことのみ
平成二十三年十二月七日
5
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この雨がクリスマスまで降りつづく不安を抱いて、おやすみなさい
平成二十三年十二月七日
5
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夜に咲く花で在りたく暗がりで弄くっていたアナログカメラ
平成二十三年十二月三日
5
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こうこうとセブンスターが燃えていた さっきまで詩が在ったところで
平成二十三年十二月三日
7
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嵐からあなたを救うことだけを宿命として生まれて消えり
平成二十三年十二月二日
5
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「おやすみ」と猫に告げつつ天井をながめて猫をなでる手止めず
平成二十三年十二月二日
8
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さらさらと時の充ちゆく夜の駅 わたしも充ちる、あなたの息で
平成二十三年十二月二日
6
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神さまのいない背中をきつく抱く いのちの弱さを確認しあう
平成二十三年十二月二日
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少しづつ季節が忘れてゆく花のわたしを知って欲しかったんだ
平成二十三年十一月二十九日
4
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雨の日に笑っていても 晴れの日に眠っていても 好きだった君
平成二十三年十一月二十八日
4
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幸せの売り切れたこと ふと解かり 自ら書くしかないものがたり
平成二十三年十一月二十七日
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明日から二日とおくへゆく仕事 きみの背中を覚えて眠る
平成二十三年十一月二十五日
4
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将来をすてて別れたあの方が「初めまして」と告げてきて、冬
平成二十三年十一月二十三日
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やくそくの桜に雪のつもる日にわたしを見つけてくれてありがと
平成二十三年十一月二十三日
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挫折したきみのメールの文体が「です・ます」調でまた泣けるんだ
平成二十三年十一月二十三日
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器からこぼれるミルクの行き先の一つとしてのぼくらの借家
平成二十三年十一月二十三日
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やさしさが硬くなってる 冬だから 一生懸命ふれてしまった
平成二十三年十一月二十一日
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