かぐらさん
のうた一覧
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ぼろぼろの夜を静かに正しつつ溢れていったトラックの群れ
平成二十四年八月一日
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人間を失脚しても猫として舌ちろりとし人肌になびく
平成二十四年八月一日
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きみはただ違う世界に滑りこみしろい心で雨だれを拭く
平成二十四年八月一日
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きらきらと吐息は足らずいくとせの約束かすか脳裏に揺れり
平成二十四年七月三十一日
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あざみのへ あざむことさら知りなんと 恋人をなく草原さわと
平成二十四年七月二十九日
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薊の花 アザケッた母 と こともなく指届かなく 葉を揺らしてる
平成二十四年七月二十九日
1
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薊の花 アザケリの母 痣の胸 幾たびあなたを叱ったら夢
平成二十四年七月二十九日
1
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夕菅の花は本名下らぬキスのことキスゲの山に靴を脱がして
平成二十四年七月二十九日
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くしゃくしゃの猫のイリスは朝もやか左の肩を乳のように落つる
平成二十四年七月二十八日
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ピアニッシモと呼吸の弱い生徒から碧の夏の甘さ薫ってる
平成二十四年七月二十八日
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小名残り震えてお香の雪落ちて香りひろがる白富士の街
平成二十四年七月二十八日
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あこがれのオルガンとして血流を少し上げゆく葉蓮のように
平成二十四年七月二十八日
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営々と燈る永遠ひとさじの掬いをさして粉々と散り
平成二十四年七月二十八日
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革命家作詞家に頬染められて「進化」といふ字を諳んじる街
平成二十四年七月二十七日
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らんちゅうを見つけたひとたちだけ眠るキッチンにまた灯る悲しみ
平成二十四年七月二十七日
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らんちゅうを知らずに育つ枝たちも寒さの中に泳ぐ一夏
平成二十四年七月二十七日
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花のふる午後余韻あり木管の楽器のようなあなたを抱きて
平成二十四年七月二十六日
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「晩年」と終えても深い酒一首いっそ「檸檬」を読みたい祖父や
平成二十四年七月二十六日
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乳ひとつ卵とし拾う夜もありき少年失格 判おとしおり
平成二十四年七月二十六日
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春の服を夏にしっかり着れた夜 誰の拍手も起こらない夜
平成二十四年七月二十六日
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