住川幸さん
のうた一覧
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やむを得ぬ事情で井戸に住んでいて枯れた水面を叩く夕立
平成二十六年七月十二日
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右頬にぽたりと落ちた一粒は向こう千年降り続く雨
平成二十六年七月五日
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猫又に育て老後の面倒を見させようかと思案なぞして
平成二十六年六月三日
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はじめから手の届かない位置にいるフォークダンスもよくある話
平成二十六年五月三十一日
8
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五月尽曲がった針もそれなりにこき使われて日々は過ぎ行く
平成二十六年五月三十一日
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四人席酒も煙草も飲めぬ子がフォーク動かす飴色のバー
平成二十六年五月二十四日
3
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風光る握りばさみの切っ先が躊躇いそして交差すること
平成二十六年五月十八日
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この川を隔てて二人思い出が尽きるまでただ海を目指そう
平成二十六年五月十一日
3
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湯を使い初めて気付く擦り傷の痛みに似た物を抱えおり
平成二十六年四月十四日
5
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夜の幕をじょきじょき裂いて金色の世界に来ればいいよと月が
平成二十六年四月十四日
2
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地下鉄のホームで風に吹かれてる桜の花は降ってはこない
平成二十六年四月五日
2
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春風に絵馬は鳴る鳴る軽やかにサクラサイタカサクラチッタカ
平成二十六年四月二日
3
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散り初めし花から覗く早緑よいつもの事とただ笑うだけ
平成二十六年四月二日
3
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乗りかけた列車を降りて反対のホームに並ぶよるべなき朝
平成二十六年四月一日
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角帽の位置をしきりに直しては俯きがちな二時間だった
平成二十六年三月十八日
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この風に乗って飛べよということか春一番に袴を押さえ
平成二十六年三月十八日
5
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君乗せて屋根まで飛んだしゃぼん玉指鉄砲の狙いがぶれる
平成二十六年三月十六日
5
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喉を刺す空気もどこか柔らかく春の通りをただ疾走す
平成二十六年三月十五日
5
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私でもたまにはほんとのこと言うよ花咲く前に散るのはこわい
平成二十六年三月十五日
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原宿へ中古の角やおさげ髪茸の水玉なんかを買いに
平成二十六年三月九日
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都会に出ては死にかけて。
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