住川幸さん
のうた一覧
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乗客は木枯らしばかり震える背二十九日の通勤列車
平成二十六年十二月三十日
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堅雪をブーツの底に付けたまま次の季節へ進めというの
平成二十七年二月二十日
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クロワッサンこぼれたかすはテーブルのつつき集めて食べ終える夜
平成三十年二月二十三日
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クロワッサン二人のトレイ散らかしたパンくずと後悔にまみれて
平成三十年二月二十三日
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残り九十七景どなたかお願いします
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ケーキ屋のハレの匂いを吸い込んで顧みられぬ春は過ぎ行く
令和二年四月十七日
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風上へ綿毛吹く子が川にいて全てが満たされている季節だ
令和二年四月十七日
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真夜中のベランダに出て もう何も見つけられないのを確かめる
令和二年十二月二十日
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雨が降る予報とともに 8月の終わりの桃はくたびれた味
令和三年八月三十一日
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出鱈目に歩き歩いて夜の駅一週間がまだ終わらない
令和四年一月十三日
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三月の花瓶のために思い出を愛情深く捏ねる猿の手
令和四年三月四日
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青春の終わりに気付く祝日のミニシアターの暗い階段
令和四年五月三日
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人間と証明されたひとの背を離れ飛び立つ翼あるもの
令和四年十一月二日
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駅前の空きテナントの暗闇でサンタと出会う1月の夜
令和五年一月十四日
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日報の隅にハエトリグサを描く 歯と口だけのハエトリグサを
令和五年六月十三日
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逆光の中で手を振る交歓を已む無く過去のものとする我
平成二十四年三月二十日
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階段の死角探してぐるぐると下へ下へと嗚咽を耐えて
平成二十四年四月二十六日
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部内誌はティッシュ3個に換わりけり 取って置いてもしょうがない春
平成二十四年五月二十八日
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工場へ向かうバスから見る海を 春は知らない 夏も知らない
平成二十四年六月二十八日
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丸まったチラシをフェンスに差したよな花も萎れる秋が来ました
平成二十四年十月十二日
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真四角の海を背にした秋草の秘密の園は立ち入り禁止
平成二十四年十一月三日
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