せいかさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 地下道を登ればやんわり暮れし空 ネオンの赤が宇宙に混じる 平成二十四年十二月二十日 3 もっと見る
- やせ細り寒空の元死ぬ民の命の犠牲は比国に沈む 平成二十四年十二月十二日 3 またもや北朝鮮がミサイルを発射し... もっと見る
- おれんじに染めつくさるる夕さりの教室に亡き子らの声して 平成二十四年十二月十一日 3 もっと見る
- 散り残る黄葉かぜにそそと揺れ草書のごとく惜秋をえがく 平成二十四年十二月八日 1 もっと見る
- をとこの指触れたるだけで根底に 新芽のごとき火の灯りだす 平成二十四年十二月七日 7 もっと見る
- 目の端にソソっと動くものおしなべて虫かと思う病を得たり 平成二十四年十二月六日 1 もっと見る
- イタイノハサイゴデスカホントデスカ？ 世田谷保健所七日目の朝 平成二十四年十二月二日 3 もっと見る
- 生きていると忘れそうになるときは４４度のシャワーを浴びる 平成二十四年十二月二日 3 もっと見る
- 息吸えば魂までも凍りつく ここは青梅の軍畑 平成二十四年十一月二十八日 4 先日御岳で行われた短歌の歌話会に... もっと見る
- 切り刻み毒を流してわれわれは山野を殺し海を殺した 平成二十四年十一月二十一日 3 今日、太平洋の酸性化が急速に進ん... もっと見る
- 緑さす畑に白の玉模様 あのねぎ坊主このねぎ坊主 平成二十四年十一月十九日 8 『模様 』と『ゲーム 』のどちら... もっと見る
- 「自分とは」手垢のついた命題を酒煽りつつ転がす男 平成二十四年十一月十七日 5 もっと見る
- 来し方へ再び帰るその日には甘いあんずの香を聞きながら 平成二十四年十一月十一日 4 『帰る 』と『インド 』のどち... もっと見る
- 容赦なくあの夜砕かれた心臓の欠片がモゾっと動き出す秋 平成二十四年十一月四日 7 もっと見る
- おそらくはエピソードのまま去るだろう次の生もまたその次の生も 平成二十四年十月三十一日 3 もっと見る
- 蛇喰いのコユキは今日も厚化粧冬空つんざく骨砕く音 平成二十四年十月二十五日 3 新宿の酉の市で毎年見世物小屋が出... もっと見る
- 歌舞伎町ラブホとヘルスに挟まれて頑固に建てる「天然果汁ヲ作ル店」 平成二十四年十月十二日 6 歌舞伎町は無秩序で自由で不思議な... もっと見る
- 腎病みの浅黒き顔地下鉄のドアに映りて君へと駆ける 平成二十四年十月十一日 4 もっと見る
- 珈琲で改源３錠のみくだし つれづれなる日がまた過ぎて行く 平成二十四年九月十八日 4 もっと見る
- 敵機襲来 病に伏せる吾の横で玩具に突進くりかえす犬 平成二十四年九月十七日 1 もっと見る
