せいかさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 待ち疲れ幽かな遠雷午前五時洗い残しのグラスがひとつ 平成二十三年九月二十八日 1 来るだろう人を待ちつづけ、とうと... もっと見る
- 肩までの髪に香りを忍ばせて嘘を羽織りて君へと急ぐ 平成二十三年九月二十八日 2 恋人に逢うためにおしゃれをしてお... もっと見る
- つめ音が聞こえないある日の午後は いなくなる日の予行演習 平成二十三年九月二十七日 1 １１歳になるメスのパピヨンがいま... もっと見る
- ラムネ菓子舌で溶ければたそがれの 白雨を怖る少女に戻る 平成二十三年九月二十七日 9 久しぶりにラムネを食べました。舌... もっと見る
- まだ濡れた髪が帳に溶け込んで口づけした夜は前世のことか 平成二十三年九月二十七日 2 幸せだった夜、瞬間を思い出すとき... もっと見る
- すず風がしきりに私を誘うから夜のしじまへ風のはざまへ 平成二十三年九月二十七日 4 今の時期、窓から入る心地よい「す... もっと見る
- 憶えてる？あかつき空は紫でわたしの部屋を染めつくすこと 平成二十三年九月二十七日 6 今の時期は‥5時過ぎくらいに空が... もっと見る
- アキアカネ残暑の秋をゆらゆらと飛び遊びおり影から影へ 平成二十三年九月二十六日 1 とんぼが高く飛ぶと秋だなぁと思い... もっと見る
- 指ちぎれヒョコヒョコ体くねらせて 無心にゴミをついばむハトよ 平成二十三年九月二十六日 2 鳩の群れの中に足を引きずって懸命... もっと見る
- 人恋ふて過ぎたる酒に酔ひし夜 防蛾灯には群れるユスリカ 平成二十三年九月二十六日 6 酔って帰る道すがら、防蛾灯に群れ... もっと見る
- まだ濡れた朝の歩道にへばりつく黄色い落ち葉飛べないこころ 平成二十三年九月二十六日 7 濡れて歩道にへばりつく落葉を見て... もっと見る
- 「この瞬間がすべてなんだと」と病葉はカラカラカラと笑ひて落ちる 平成二十三年九月二十六日 4 芽吹き花咲き枯れて落ちる‥自然の... もっと見る
- 緋もうせんのごと咲き乱る曼珠沙華深く息吸う血のたぎるべく 平成二十三年九月二十六日 2 埼玉県に巾着田という曼珠沙華の群... もっと見る
