せいかさん
のうた一覧
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地下道を登ればやんわり暮れし空 ネオンの赤が宇宙に混じる
平成二十四年十二月二十日
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アパートの洗濯機のおと日曜日サルトルなんかは嗤ふと思ふ
平成二十五年一月十二日
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しんしんと降り積む雪のあわひにぞ幽かに聞こゆる読経の声
平成二十五年二月七日
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絶望をする知識すらなかったの 救急車両が鳴き叫んでる
平成二十五年二月七日
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どろろんとした夜ハラっと雨がきて魂どもの遺恨の雨か
平成二十五年三月二日
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生暖かい風が吹く不気味な夜。降り...
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初夏の朝が上天気ならなおのこと わたしの居場所は違うとおもう
平成二十五年四月四日
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雲ひとつない上天気な初夏の朝、自...
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咳だけがまだ残る朝わが病みを引き受け倒れぬ老いた飼い犬
平成二十五年五月七日
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風邪で寝込みやっとよくなって出勤...
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幸福はふっくら丸い薄萌黄 追えば追うほど逃げてゆくもの
平成二十五年六月十七日
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打ち水もみるみる乾く路地裏の蕎麦屋は古き旅館のにおい
平成二十五年八月二十二日
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夏の下町の風景。古式ゆかしきたた...
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猫が死にママもとうとう死んだ朝 死んだことばっかり思い出す秋
平成二十五年十月二十二日
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いたいいたい痛い痛いとうめきつつ肉の呪縛より放たれし母
平成二十五年十二月三日
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えびぞめの切子で一献いただけば余花の白さの滲む深更
平成二十六年五月二十日
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見切り品のくず野菜を狙う市民たち 財を投げ出し祖国を救え
平成二十七年四月十六日
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多発テロサリンにフクシマ知らぬ世が きたときもっとはびこる不条理
平成二十七年四月十七日
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まだ濡れた髪が帳に溶け込んで口づけした夜は前世のことか
平成二十三年九月二十七日
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幸せだった夜、瞬間を思い出すとき...
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緋もうせんのごと咲き乱る曼珠沙華深く息吸う血のたぎるべく
平成二十三年九月二十六日
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埼玉県に巾着田という曼珠沙華の群...
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指ちぎれヒョコヒョコ体くねらせて 無心にゴミをついばむハトよ
平成二十三年九月二十六日
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鳩の群れの中に足を引きずって懸命...
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肩までの髪に香りを忍ばせて嘘を羽織りて君へと急ぐ
平成二十三年九月二十八日
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恋人に逢うためにおしゃれをしてお...
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寝息ごと隆起しているその胸に刃物突き刺す月の夜の夢
平成二十三年九月二十九日
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愛情も憎悪も高揚すると、「不思議...
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うす煙り鳥さえ啼かぬこの土地を葬りせしは吾らの功罪
平成二十三年九月三十日
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福島原発に伴う周辺地域は、自然と...
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