せいかさん
のうた一覧
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自嘲するような笑いが増えてきて夜に親しみ神に近づく
平成二十三年十二月二十日
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あだし野は此岸にありてかそやかに念仏流るマトウギソワカ
平成二十四年一月七日
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むせかえるような長雨 はね音をたてる自動車まだ蒼い朝
平成二十四年一月九日
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夢にみたのか映画で見たのか、無意...
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あまたなる肉片ひしめく終電は疲れた息とバジルのにおい
平成二十四年一月二十六日
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あの頃のわたしにもしも今ここで 会えたら杯をくみ交わしたい
平成二十四年三月二日
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虚勢だけただそれだけで声高に闊歩する人 時代があった
平成二十四年五月十日
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春風にとりころーるの看板がオードセーヌの香りを放つ
平成二十四年五月三十一日
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夏まだき熱い珈琲飲みくだしチョコチップスに暖をとる午後
平成二十四年六月二十五日
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今にでも泣きだしそうな重い空 のぞみは走る西へと向かい
平成二十四年七月一日
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歌会に参加するやめ新幹線で京都へ...
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寄りてたつものがないから泣いている 空白むまでただ泣いている
平成二十四年七月二日
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哀しみも怒りも眠りもない世界訃報の記事に我が名を描く
平成二十四年七月十六日
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薄暗く狭き牢屋に入れられて緊縛されたごとき夏の夜
平成二十四年七月二十六日
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突然の雨に頭を手で覆い駆け込む黄色いテントの質屋
平成二十四年七月二十日
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この径ももう二度と来ぬこの径も 今日も変わらず風は通るも
平成二十四年八月三日
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うす汚いこの街になぜ居たのだろうその二十代を「後悔」という
平成二十四年九月三日
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趺坐を組む即身仏のごとくさらばえて 枯ハス不忍池にただよう
平成二十五年一月十六日
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かの人をなきものにしたこの朝は雪でも落ちてきそうな朝だ
平成二十五年一月二十六日
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うっすらと白く装う植込みに この冬最後の降雪を知る
平成二十五年二月十三日
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朝日差しの中の植込みにうっすら雪...
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ゆるやかな陽射しの窓辺を輝かせ 微かに揺れたかガラスのカモメ
平成二十五年二月十八日
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穏やかな春の日に陽射しの差し込む...
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わが胸はこの空に似て冷雨なり まして無残に花散りゆけば
平成二十五年四月二日
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冷たい雨が降って今年の桜も散りは...
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