紫草さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- さよならに戸惑ふ君を乘せたままテールランプは瞬ゐて消ゆ 平成二十四年五月三十日 17 もっと見る
- 身もだえて心の膜が剥がれ落ちぎこちなき歌一首うまれり 平成二十四年五月二十八日 19 もっと見る
- 母子草綿毛にくるまれ揃い咲く娘戻らぬ知らせ届くに 平成二十四年五月二十七日 14 もっと見る
- われになき隆線描くのど仏上下に動くを盗み見ており 平成二十四年五月二十六日 11 のど仏ってとても大きな人と、目立... もっと見る
- 若き葉がやさしくやさしく搖れてをるこの世の憩ひそこにあるよに 平成二十四年五月二十五日 15 もっと見る
- 奧山に産廢處分の施設建つエコ冠の社名ぞ悲し 平成二十四年五月二十四日 8 もっと見る
- 目を凝らしひとり夕べに見るものはわれの深処の小沼の水面 平成二十四年五月二十四日 13 自分がようわからん…。（方言） もっと見る
- 噂好く女の口は鮮けくて痛み鋭きアザミの葉先 平成二十四年五月二十三日 15 もっと見る
- 月満ちて天の雫がしたたれば赤ん坊が泣き世界は素敵！ 平成二十四年五月二十二日 11 もっと見る
- 筋かたき蕗を煮しめて偲ばるる姑の面影醤油の香り 平成二十四年五月二十一日 14 姑伝授の蕗の佃煮つくりながら…。 もっと見る
- やり直す決意の友の横顏を美しきものと思ひつながむ 平成二十四年五月十九日 12 もっと見る
- ああすればよかったのにと重き歩のその辻々に黄の花が咲く 平成二十四年五月十八日 18 最近よく道傍で見かける名も知らぬ... もっと見る
- 君はいう「見かけによらず頑固だね」依怙地の手前で譲りたいけど・・・ 平成二十四年五月十七日 9 もっと見る
- もみぢの子稚き紅の羽根をもち風にのる日を夢みつ搖れる 平成二十四年五月十七日 17 早緑のもみぢの葉の上で紅く揺れて... もっと見る
- 過ぎし日の記憶たたみし讀み物の氣に入りの章繰りかへし讀む 平成二十四年五月十六日 12 楽しかった記憶ばかりだと良いので... もっと見る
- なげやりにドアを閉めたる無防備に甘える年頃を過ぎし息子は 平成二十四年五月十五日 13 甘えているのか、すねているのか… もっと見る
- かくれんぼ秘密の茂み息ひそめふたりで摘んだ赤い野イチゴ 平成二十四年五月十四日 23 毎年この季節に野イチゴを見かける... もっと見る
- あぁ今日もいろいろあれどひとまずはざんぶと浸かって洗い流そう 平成二十四年五月十二日 18 あゝ、くたびれました…。 もっと見る
- 鬱々と湿りて重き心根は切り取り木陰に干しておきたし 平成二十四年五月十一日 13 もっと見る
- 夏初月瞼に薄き紅のせて幼女のように姑は駈けゆく 平成二十四年五月一日 16 もっと見る
