紫草さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 冬の夜ユズとキズとが籠の中暗き厨でこそり息づく 平成二十四年十一月十六日 10 「私たちの出番よ」とか話してたり... もっと見る
- 重なりし落ち葉の淵は光りたる霜降る朝の輝き伝え 平成二十四年十一月十五日 11 もっと見る
- 「お帰り」と呟きみれば懐かしく 懐かしきものの正体知らず 平成二十四年十一月十二日 15 もっと見る
- 高架下流るる人は絶え間なく君に似しひと紛れてゆきし 平成二十四年十一月七日 14 もっと見る
- 白光の灯り映せり鏡には冷えたふたりの夜が留まる 平成二十四年十一月六日 12 もっと見る
- 立ち躍る新米の飯ありがたきまびき大根漬物そえて 平成二十四年十一月五日 19 炊いているときから、匂いが違いま... もっと見る
- 明け方の冷えた空気を胸に吸う今日も明日も多忙繁忙 平成二十四年十一月三日 10 忙しすぎてむっき～！と ならな... もっと見る
- くわえれば違和感もなくただ一人無言でおれりチュッパチャプス 平成二十四年十一月二日 10 もっと見る
- 冷えきったさびしがりやの君の指わが手のひらへ熱き花唇へ 平成二十四年十一月一日 12 もっと見る
- 満月や 見せたきものは隠れさり現ひそかに姿あらわす 平成二十四年十月三十一日 7 もっと見る
- 秋の樹下色濃く咲いたツワブキは朽ちゆく骸のカブトムシ抱く 平成二十四年十月二十九日 8 もっと見る
- ちりちりと燃ゆる炎を眺むればひとり笑いてそっと静めり 平成二十四年十月二十八日 10 もっと見る
- 幼子の声の漏れくる小窓にはカーテン揺れて光りが似合う 平成二十四年十月二十六日 9 もっと見る
- 冷えびえと流しに茶碗積まれいて深夜にどっと土砂降りの雨 平成二十四年十月二十五日 14 もっと見る
- 苦手から嫌いになって憎くなるそうなる前に前向きなおす 平成二十四年十月二十四日 8 憎むってエネルギー使います・・ ... もっと見る
- 黄金なる秋の陽の矢に手を伸ばす掴みたきものひかりひとひら 平成二十四年十月二十三日 10 もっと見る
- 風邪ひいた娘の勢いどこへやらホウレンソウのポタージュ作る 平成二十四年十月二十三日 10 風邪をひかれた歌人様も多いですね... もっと見る
- 半身を探さないでと上弦は雲に隠れて降り出した雨 平成二十四年十月二十二日 16 みるみる雲間に隠れて、雨です。 もっと見る
- おろおろと思考迷路に立ちおればぼやぼやするなと百舌が高鳴く 平成二十四年十月十九日 11 もっと見る
- 言葉では伝えられないこともある白鷺は風にのりて行くなり 平成二十四年十月十八日 13 もっと見る
