紫草さん
のうた一覧
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熱き湯にばさばさ茹でて春菊のみどりの束のなんと鮮やか
平成三十一年一月十四日
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つぐないの言葉は口にしないまま木の葉は落ちて朽ちてしまえり
平成三十一年一月十一日
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純白の春の財布を求めたり真新しきものは良きかな、良きかな
平成三十一年一月八日
14
ずっと黒や茶色の財布を使っていた...
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炬燵には五人の足が飲み込まれ誰の足にも当たらぬ不思議
平成三十一年一月五日
12
炬燵好き~
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手を引いて散歩をせがむ幼子の歩みに合わす夕暮れ時を
平成三十年九月五日
15
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草刈りを終えて戻りしうしろ背の男さびしく履物を脱ぐ
平成三十年五月六日
13
お疲れ様でした~
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窓際の対の兎の立ち雛の細き面に夜の月の射す
平成三十年三月三日
18
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来る春を慎み深く待ち受けてほつりほつりと開く白梅
平成三十年三月三日
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目つぶりて耳を尖らせ音ひろうおまえ前世も猫であったか
平成三十年二月十日
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天体の熱く激しい本質を隠してひろがる宙を見上げる
平成二十九年十二月二十四日
19
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太ももに指を挟んで温める私はわたしを守ってゆける
平成二十九年十二月四日
13
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文字盤の蛍光色がちかちかす亡父の気配は枕の辺り
平成二十九年十二月二日
15
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みどりから黄味がかりゆく檸檬の実手のひら伸ばす幼子ふたり
平成二十九年十二月一日
19
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作歌ハイなるがあるらし午前四時眠れぬ夜は指折り禁止
平成二十九年十月十六日
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深更を暗闇のなか録画せしぽおっと赤き光さびしも
平成二十九年九月十九日
18
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ひらひらと聞き流す耳とがめる耳使い仕分けてふたひら疲る
平成二十九年九月十八日
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かわいそうな奴はわたくしではないと生理淘汰の青い柿の実
平成二十九年九月十四日
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かわいそうなのは自然淘汰される青...
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忘れることに躍起になれば秋の来てあの男の顔もぺらぺらとなる
平成二十九年九月十二日
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輪郭がぼやけ… 厚みがなくなり…
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猫の爪で千々に裂かれた襖うら中元包み紙でまあるくふさぐ
平成二十九年九月九日
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押し入れに入り込んでいるのに気づ...
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凌霄花の首こぼれ落つとこ郵便配達のバイク踏みゆき
平成二十九年九月二日
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