紫草さん
のうた一覧
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野良なれどからめ取られし温もりの炬燵憶えて家猫となり
平成二十五年十二月十七日
20
あんなに警戒心が強かったのに、外...
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通い道悲し悲しと泣きながら塀にしみたる雨ふりのあと
平成二十五年十二月十六日
18
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身の内のどこかのネジが緩みおり力が入らぬ夜だってある
平成二十五年十二月八日
16
グダグダな夜
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頭のなかの奥の薄膜に写しとるように見ているさよならの景
平成二十五年十二月七日
12
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カメムシを粘着テープに密封すおのれの悪臭おのれで嗅げば
平成二十五年十一月三十日
14
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一瞬に人の情けの嘘まこと見分けてしまうきみの哀しみ
平成二十五年十一月二十八日
25
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軒下の椿の葉かげに蜘蛛の糸二本下がりし下のぬけ殻
平成二十五年十一月二十四日
12
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夕鴉群れてとまれるわが家に歌口ずさみそっと入りゆく
平成二十五年十一月二十一日
14
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収まりは足りないくらいでちょうどいい補うことの楽しさや知る
平成二十五年十一月二十日
13
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細雨の靜かな一夜氣づかずに誰か失ふ間合ひと思ふ
平成二十五年十一月十九日
16
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ハイネックセーターに顔を埋めるようにしてようやく終える長き一日
平成二十五年十一月十一日
16
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きりきりと髪をひき詰め束にする固く絞りしこころ一心
平成二十五年十一月七日
9
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溢れくる切ない気持ちを呑み込んでただに大根刻んでおりぬ
平成二十五年十一月五日
16
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自信なき己の気持ちの現れか目を瞬だたす五回、六回・・
平成二十五年十一月四日
11
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いったんは布団に入りしその後に再び出てて仮面をはずす
平成二十五年十一月三日
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募りゆく淋しい気持ちも堰を越え泣かず静かに冷えつつ暮らす
平成二十五年十一月二日
19
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異界にも春夏秋冬あるらむか季に残さる淋しいきもち
平成二十五年十月十二日
12
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真夜中に背骨の軋む音のしてわが存在の有処をさがす
平成二十五年十月八日
19
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ひと夜の生気むさぼりすなおなり水屋の豆苗伸びてすくすく
平成二十五年十月七日
14
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行きずりの茶房の壁に掛けられた誰その絵から風が吹き初む
平成二十五年九月三十日
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