紫草さん
のうた一覧
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秒針は午前3時をかすりゆく不思議な羽音と心臓の音
平成二十六年六月二十五日
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雨の夜のテレビに映る悪役の薄い唇に情欲おぼゆ
平成二十六年六月二十六日
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飴色の空が静かにおりてきて深き処より寂しい時間
平成二十六年八月十日
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浮き上がるところを突いて戻されてなにもなかったごとき水底
平成二十六年八月二十九日
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陽の影は軸をずらして差し込んできみとの距離をはかれなくなる
平成二十六年九月二日
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すととんと娘ふたりを嫁がせて役目を終えたような秋空
平成二十六年十月一日
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心底からあの人を許す術もたず指に鋭き大栗の棘
平成二十六年十月七日
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「ポトナム」を開けば膝に来る猫にそうかお前も歌が好きかい
平成二十六年十月二十日
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シロツメの草の冠編み上げて泣き虫吾子のおつむにのせる
平成二十九年五月十三日
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ハミングは風をつかまえ風にのり隣の町か行き方知れず
平成二十九年六月二十四日
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オニキスの黒い光を胸に下げ別れのことばを口にしました
平成二十九年七月一日
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夏色の景色を切り取り帯にせんするりと締めて歌会へゆかん
平成二十九年七月三日
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きらきらと揺れる水面をかきわけて戻りたいのはわたしの居場所
平成二十九年七月十一日
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きりきりと絞りあげたる布のようまだまだ吸い上げまだまだ学べ
平成二十九年八月二十九日
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抗いの防具のような髭を剃り今朝の息子は青年らしき
平成二十九年八月三十一日
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誰に似たのか、生きにくそうにして...
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凍て深く堪へこらへて來し春の 花の盛りは美しからむ
平成二十四年三月十一日
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ようやくの花。 せめて長く咲い...
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誰れ住まぬ荒れ屋の庭で木蓮は咲くよろこびの極みを見せり
平成二十四年四月十一日
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花落とし葉陰寂しき樹の下に群れ咲き和む野いちごの花
平成二十四年四月二十日
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小さく赤い実が楽しみ…。
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衰えて姿消したる愛猫の別れの際のもうひと睨み
平成二十四年七月十九日
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何もかも解っているような猫でした...
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わが内部の奥の奥処で音をなすことんと落つる悲しみの珠
平成二十四年十一月十七日
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