紫草さん
のうた一覧
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甘声で戦果誇りし愛猫は鼠の屍われに届けり
平成二十四年五月三十一日
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母子草綿毛にくるまれ揃い咲く娘戻らぬ知らせ届くに
平成二十四年五月二十七日
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筋かたき蕗を煮しめて偲ばるる姑の面影醤油の香り
平成二十四年五月二十一日
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姑伝授の蕗の佃煮つくりながら…。
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なげやりにドアを閉めたる無防備に甘える年頃を過ぎし息子は
平成二十四年五月十五日
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甘えているのか、すねているのか…
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病衣から白く透きたる姑の胸 旅立ち阻む術見失ない
平成二十四年五月一日
11
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除菌してドアが開けばICU 働き者の姑休みをり
平成二十四年四月二十六日
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まるえふ様へのご返歌 いろ...
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耳もとで「まだまだですよ、ごゆつくり」「けふ死にますな?」と尋ねし姑に
平成二十四年四月二十四日
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顔をあわす度、「今日死ぬの?」と...
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朝影に搖れる鴇色八重ざくら今日姑さんに櫻餠買はむ
平成二十四年四月二十四日
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生きるって?自我って?あるいは尊厳って?排泄まみれの姑を愛して
平成二十四年四月十四日
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あからさまで、歌とよべるのか…。...
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冷えた足炬燵に入れて温もれば猫と争うベストポジション
平成二十四年四月十四日
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いつもの場所で、いつもライバル
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小窓から香るそよ風沈丁花 黒髪を結う母想い出し
平成二十四年四月二日
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長らえし姑をみており吾が夫 俺は「あばよ」と死にたいと言う
平成二十四年三月十六日
12
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美味そうにほおばる夫無邪気なり 真っ赤な苺練乳かけて
平成二十四年三月二日
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私は苺そのままが好きですが、主人...
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つくづくとお世話になったと云いし姑 今日も五回のお礼を述べり
平成二十四年二月二十四日
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もう仏様に近く…
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びしょ濡れの猫は滴をまき散らし 吾が膝にきて安堵顔する
平成二十四年二月十八日
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お気に入りのスカートも泥水で…。
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背に温き丸い視線に振り向けば 母と目があう薄夕間暮れ
平成二十四年二月十五日
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いくつになっても母にとっては子ど...
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白い息暖パン制服重ねばき こぎ出す背中に「行ってらっしゃい」
平成二十四年二月十日
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息子の制服のスボンのとユニクロ暖...
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食卓にひそり春が座しておる 淡き白和え菜の花いれて
平成二十四年二月九日
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うつむゐた耳のうしろの卷き毛さへあなたに似たる愛しき根據
平成二十四年一月十九日
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妙なところが似るものです…
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父の弧のあぐらをさまり見上ぐれば額に大きな掌の來る
平成二十四年一月十三日
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撫ぜてくれ、いつも「ギンギンギラ...
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