西村 由佳里さん
のうた一覧
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灯篭は 夜ごと夜ごとに 灯を孕み 満ち欠けをする 月と戯る
平成二十三年十二月二十二日
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夕の日が 街照らす頃 青空は 星の衣に 片袖通す
平成二十三年十二月二十二日
2
夕日が陰ってきたので、そろそろ星...
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胸抱く 無数の愛の 木箱から 今日だけ渡す 不機嫌の箱
平成二十三年十二月二十二日
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冬木立ち 大きく伸びを するように 雪降る夜に 祝詞を上げる
平成二十三年十二月二十一日
4
冬木立ちの季節になってきました。...
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その風に 大好きな人 いるみたい 彼の髭だけ ふさふさ揺れる
平成二十三年十二月二十一日
2
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手をつなぎ 肩に頬寄せ 目をつぶり あなたの夢に 想いをはせる
平成二十三年十二月二十日
2
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山茶花に 顔を近づけ 香をかげば 鼻の頭に 雄しべの気持ち
平成二十三年十二月十九日
10
山茶花の香りをかぎたくて、おもい...
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雲影に かくれんぼする 青空は 星降る夜を かくまっている
平成二十三年十二月十九日
4
雲の多い季節となりました。空を見...
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朝もやの 中で私は 目を閉じて 君の瞳に 口づけをした
平成二十三年十二月十八日
2
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束の間の 交わす目と目が 矢を放ち 互いの愛を 確認しあう
平成二十三年十二月十七日
2
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差し出した 手に触れようと 近づけば 彼は笑って 私を抱いた
平成二十三年十二月十六日
3
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五時半に なれば星々 舞い降りて 天使や雪に 明かりを灯す
平成二十三年十二月十五日
3
イルミネーションの季節です。広島...
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今夜こそ うまい!と言って くれるかな 君に差し出す 今夜の料理
平成二十三年十二月十五日
2
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君の目を のぞきこんだら 私いて 笑ってみたら 君も笑った
平成二十三年十二月十四日
10
至近距離で見つめ合っている人たち...
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臘月(ろうげつ)の 月は妖しく 輝いて 光と影を 雲間に刻む
平成二十三年十二月十二日
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臘月とは12月のことだそうです。...
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君の手に 我の手かさね 眠る夜は 月は優しく 水面を照らす
平成二十三年十二月九日
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星々と 月がささやき 交わす夜は 夢がふわりと 羽を広げる
平成二十三年十二月八日
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星がきらめき月が輝く夜は、素敵な...
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飛び出して 寂しくなって 甘え来て 元気になって またも飛び出す
平成二十三年十二月八日
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小さい子は夢中になって遊んでいて...
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しとしとと 降る空からの 恵み受け 小道歩けば 白色小花
平成二十三年十二月八日
3
しとしと降る雨の中を歩いていると...
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水面から 生まれ出てくる 太陽は その輝きを 水に浮かべる
平成二十三年十二月七日
3
水の地平線から生まれ出てくる太陽...
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