西村 由佳里さん
のうた一覧
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ああ君はたしかに桜の子どもだねぷるりぷるりのさくらんぼさん
平成二十八年五月六日
3
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こんにちはこんちはちはとこだまする小高い山のあちらこちらで
平成二十八年五月二日
5
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とりどりの花に日本は包まれてぽとりぽとりと眠りたくなる
平成二十八年四月二十八日
6
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この本もあそこの本も借りたくてスズメのようにちゅちゅちゅと巡る
平成二十八年四月二十七日
6
図書館には、借りたい本がいっぱい...
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風船よその身の中にあるものは花か木の実か想う心か
平成二十八年四月二十六日
6
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あちこちでふふと咲いてるタンポポよ向こうの綿毛は姉さんですか
平成二十八年四月二十五日
9
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パソコンよ少しおねむりひらめいた問いをノートに書き終わるまで
平成二十八年四月二十二日
5
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一頁めくりそれから一頁歌をひもとくどしゃぶりの午後
平成二十八年四月二十一日
4
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ひさびさに会えたようですこれからも読んでゆきたいこの人の本
平成二十八年四月二十一日
4
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フライパンがめがねをかけているみたい君と私の卵のせれば
平成二十八年四月十九日
9
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花びらがひらひらひらりたわむれに空をくすぐるハナミズキかな
平成二十八年四月十八日
8
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看板をさして驚くやわらかさ土はたっぷり水をふくんで
平成二十八年四月十五日
6
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パプリカの苗とそれからひまわりの種を手に持つ今年こそはと
平成二十八年四月十四日
10
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少しづつ陰りゆく空もうすぐであなたの好きな雨が始まる
平成二十八年四月十三日
9
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花びらよ地中に潜れこれからはギリシャ神話のハデスのために
平成二十八年四月十二日
6
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少しづつ君の背中が遠くなるがんばれがんばれ登り続けろ
平成二十八年四月十一日
5
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紅の字を持つお茶よひさしぶりこれからよろしくお願いします
平成二十八年四月八日
3
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伝えたいことはいったいなんでしょう指南書問うて我黙らせる
平成二十八年四月七日
6
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小さめの鈴をリンリン振るように春風うけてゆれる菜の花
平成二十八年四月五日
5
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雨の日の星の形の砂たちよ今しかないんだ空へと昇れ
平成二十八年四月四日
5
雨粒を伝って空に昇ることができた...
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