西村 由佳里さん
のうた一覧
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ささくれた心に愛の鞭を打ちやさしくやさしく人にやさしく
平成二十八年六月六日
4
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おしゃべりを頭の中でしつつするお掃除いつまでかかるのかしら
平成二十八年六月三日
3
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目の玉を上から下へそのあとはちょっと左へ食後の読書
平成二十八年六月二日
5
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パプリカがごろんごろんと寝たままでちゅっとキスしてウインクするの
平成二十八年六月一日
6
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まっしろなご飯の上にぽっとんと卵落とせば至福の時間
平成二十八年五月三十一日
8
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音楽のように寝息を聞きながらページをめくる三日月の夜
平成二十八年五月三十日
3
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空を見よ海を眺めよ青色はあちらこちらに君の隣に
平成二十八年五月二十七日
6
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驚きがある日突然やってきた白い花から赤いパプリカ
平成二十八年五月二十六日
5
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水たまり踏むか避けるか越えるのかさらさらさらと五月雨の中
平成二十八年五月二十五日
4
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捨てられぬ紙もあるのだ学校を背に描かれたひまわりだとか
平成二十八年五月二十四日
7
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砂ぼこり巻き上げ風のごとく行く少年たちは一位目指して
平成二十八年五月二十三日
8
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知り合いを見つけてそっと角まがるけして嫌いな人ではないけど
平成二十八年五月二十日
8
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緑色それとも赤色パプリカの小さなつぼみがひいふうみいよ
平成二十八年五月十九日
6
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お向かいの女性はどんな人かしらたまたまいっしょの市電の中で
平成二十八年五月十八日
3
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幼子は飛んで走ってまた飛んで光の粒に守られながら
平成二十八年五月十七日
11
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赤黄色ふわふわふっふ毛糸たちいつか私のものになってね
平成二十八年五月十三日
5
かぎ針編みを始めました。
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名も知らぬ草花たちよ我の目に宿る涙を吸っておくれよ
平成二十八年五月十二日
2
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目を覚ませ小学生の頃の我そして教えよ始めの一針
平成二十八年五月十一日
6
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ころころとタンポポたちをかき分けてどこへ行ったの野球のボール
平成二十八年五月十日
6
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うねうねといつまで続く島の道君と私の会話のように
平成二十八年五月九日
4
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