西村 由佳里さん
のうた一覧
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どんな文字どんな色あい決めかねて作り続ける絵本の表紙を
令和二年八月十日
4
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外出をせずとも心は満たされてふふふふふふと色を塗ってる
令和二年八月五日
6
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リビングを冷え冷えにして待ち受ける汗したたらせ帰る息子を
令和二年八月三日
9
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どしゃぶりの雨に児童は喜んできゃらきゃらきゃらと家へと急ぐ
令和二年七月三十日
6
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ずぶぬれで走っていたのが嘘のよう空晴れ渡り風がそよ吹く
令和二年七月二十八日
4
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絵の本の登場人物気が付けばどの子も我の好きな性格
令和二年七月二十七日
3
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我思う 皆で作った料理には魔法のエキスがかけられている
令和二年七月二十一日
5
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新しいマスクを試しに着けたくてお出かけをする用もないのに
令和二年七月十九日
5
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目の痛み 朝から晩まで色を塗りできた痛みだ勲章なのだ
令和二年七月十八日
6
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青色と白色のみの空あおぎ思い浮かべる小さなお話
令和二年七月十七日
5
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今日もまた一人の時間を全て当て絵本を創るきっと明日も
令和二年七月十五日
4
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色塗りをひたすらしている昼下がり好きな音楽一曲増えた
令和二年七月十三日
4
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公園の白詰草の野の中の小道の中の赤い自転車
令和二年七月九日
5
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何年もひたすら絵本に取り組んで気が付けばもう我の人生
令和二年七月八日
5
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絶え間なく降り続く雨もしや空癒せぬほどの傷を負ったか
令和二年七月六日
5
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雨音を聞きつつ描くシカの顔心の滴を付けないように
令和二年七月三日
2
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続けても続けて続けて続けてもそれでも続けて今日を迎えた
令和二年七月一日
5
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一日を降りましたの雨ごほうびは月のうさぎのおかえりの声
令和二年六月三十日
2
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自分より大事な人を想いつつ怒りおさめたあの日とあの日と
令和二年六月二十六日
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少しだけ使いこなせるようになりペン先はずむお絵かきソフト
令和二年六月二十五日
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